二餅のスーパー・チラ裏日誌

Nimochi's curious weblog

スターワゴンのかさ上げ具合

2024-01-09 20:30:00 | 自動車@スターワゴン


 先日スターワゴンのスペア―タイアを磨きましたが、ご覧の通り、スペア―タイアは車体後部の床下に昇降式のラックがあり、そちらに収納されています。背面スペア―タイアじゃない四駆の類は、この手のスペアータイア収納方法が一般的かと思います。背面スペア―タイアなんか、絶対あの位置までタイア持ち上げられる自信ないから(笑)、こちらの収納方法の方が合理的です。ちなみに、初代スターワゴン4WDのスペア―タイアは、ビニールのカバで覆われた上で、サードシート下に室内置きでした。
 なお、よくスターワゴンのカスタム車でフロントグリルガードにスペアータイアを付けている人がいますが、ただでさえフロントヘビーなのに、さらにフロントが重くなるので、俺は絶対にオススメしません。



 で、そのスペア―タイアを取って車体の下を覗き込むと、スターワゴンの車体のかさ上げ具合が分かるかと思います。車体の底面よりも遥か下にデフのホーシングが鎮座しており、ただものではない雰囲気です。ホーシングよりも上に、トランスミッションやマフラ、その他の構成部品も綺麗に収まっており、オフロード走行を強く意識した設計なのが分かります。この型のスターワゴンはモノコックボディで別体フレーム車ではありませんが(初代スターワゴンは別体フレーム車)、きちんとフレーム状の骨子をモノコックに内包しており、別体フレーム車に準じたシャシ設計をしているからこそこういうことが可能であり、良く言えば超本格的な仕様、悪く言えば出自のトラックのまんまです(笑)。実際、シャシ構成品の一部は、パジェロやストラーダなどの部品の使い回しのようです。
 なお、2WD車はリアサスペンションのリーフのマウントなんかが違うため、ここまで車体とホーシングが離れていないようで、それなりに低床化しています。