柄にも無く3連休になったもんで、とにかく朝からやりたいことをしっぱなしで忙しい!今日のネタもその一つです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2c/10/74fa6c70d0f4397b0acd406649dcfa08_s.jpg)
ニ餅は80年代の車が好きです。なぜ好きなのかは分かりませんが、とにかく好きです。好きなものには理由がないと思います。嫌いなものには理由がありますけど。
で、80年代の特集雑誌であるハチマルヒーロー誌は、前身のニューノスタルジックカー誌から購読しています。80年代の車の中でも、どういったものが生息しているのか大変興味があるからです。
ところが、読んだことはある方はお分かりでしょうが、だいたい出てくる車ってのは決まっていて、マイナーな車種ほど掲載される確率は低いです。今回は、取材系車両にどういったものが多いのか、そして80年代の旧車趣味とはかくあるべきかを真剣に考えようではありませんか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4c/eb/ec17a50d0291a12ee588664fd71303fe_s.jpg)
というわけで、2時間かけて掲載車両の抽出を行いました。バカですね~、こんなことに2時間かけてどーすんの。取材系車両のみ取り上げ、イベント系車両は省きました。だって、そんなことしてたらとても1日では済みませんよ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/75/51/0ad96c639c6ef19f977dbae2e7af062b_s.jpg)
で、ほんとうはエクセルに打ち込もうと思ったのですが、面倒なのでやめました。このメモ書きでも十分分かりますよね?なに、字が汚い?車名が省略されてて分かりにくい?うっせうっせ
■トヨタ
さすがトヨタ、台数多いですね。トヨタといえば、AE86でしょう。レビン、トレノが半々といったところで、合計22台とやはりトップです。ただし、やはり豆腐の影響なのか、3ドアがダントツ。2ドアは少数派です。ちなみに92は1台だけ。
あとはGX71マーク2系も多いです。
数は出ているはずなのに、なぜか掲載されない110系や120系のクラウンなどは気になります。130系なんか1台も出ていません。おかしいです。そんなに綺麗な個体ないの?
■日産
日産がダンチで多いです。それもそのはず、R30系スカイラインだけで32台も掲載されているからです。スカイラインはR31、R32も非常に多く、カルト人気っぷりが伺えます。特にR30はRS系(それも後期)が非常に多く、見ているうちに「ああ、またか…」と思わざるを得ません。R31もGTS-Rばかりで、パサージュなんか1台しかなかったです。R32は、無論GT-Rの独壇場。
それから、本当はレア車のはずなのに、なぜか6台も掲載されている240RSも面白いですね。あとは定番のZは、S130も後期を中心に、Z31は前期後期半々くらい、Z32もよく出てきます。ブルーバードは、ついにU11が現れず。F31レパード(特に後期)なんか、意外と出てきませんでした。
とりあえず、DR30スカイラインは、未来永劫乗っていられる旧車かもしれませんね。
■ホンダ
シティやシビック、CR-Xなどコンスタントに出てきます。しかしあれほど走っていた2代目や3代目のプレリュードなどは、意外にも少数派です。乗りつぶされて、現存してないんでしょうね。
■三菱
ビックリしました。スタリオン多すぎです。それもワイドボディのGSR-VR。実はレアでもなんでもない車なんじゃないかと思わざるを得ません。
ギャランはVR-4ばかりで、シグマは3台しか出てきません。あとはランサーターボも多いですね。ゲテモノは、2代目ミラージュのカムトップというオープン仕様。よく現存してたね。
■マツダ
もうドーロスターと7ばっかりです。うんざりします。でも時々出てくるファミリアやコスモなどを見て一人ほくそ笑む、三十路手前のニ餅です、こんにちは。
■スバル
え?これだけ?
ドミンゴ好きです。ドミンゴって、中日にいたドミンゴじゃないよ。
■いすゞ
いすゞは固定ファン(ファンっていうか、ヲタだよな)が多いので、コンスタントに出てきますね。やはり、ピアッツァとFFジェミニで大半を占めます。アスカは1台限り。誰かフォワードとか810で出してもらいなよ~、俺ならLVキュービックだな。LVブレーキ硬いから嫌いだけど。
■ダイハツ
不遇の扱いです。物が現存してないってのもありますけど、3台だけとは悲しいです。しかも1台はシャレードの926Rなんて、常用するにはもったいない個体だし。
■スズキ
初代アルトワークスばっかで笑えます。そういや、あと何あったっけ?ってくらいスズキの80年代車って趣味車ありませんよね。オートバイはそうでもないのに。
―総評―
80年代は、やたらと多くの車が存在していた時期でもありました。販売会社が幾多にも存在し、姉妹車、兄弟車などといった類が数多く存在していたからです。しかしそれらは自然と淘汰されてゆき、今は限られたものしか流通していません。
その中でもAE86やDR30などが異常に生息数が多いのは、アフター品がいまだに豊富に用意されていることも考えられます。純正で部品が出なくても、アフター品でフォローできる場合がありますからね。逆に、フルノーマルの個体というのは少ない傾向にあるようです。固定ファンがいる都合上、これらの車は車両価格が高いですが、逆をいえば、金さえ出せばまだまだ安心して乗れる個体に出会えるとも言えます。
一方で、やはりというか、それ以外の車種というのはアフター品もなく、純正部品も出ないから…などといった理由からか、生息数は少ないようですね。もっともワンオフでいかようにもなるんですけど、そういう問題じゃないです。
雑誌も、何でもかんでも車を掲載するわけにはいきません。選りすぐった個体の中から、読者の「需要」に合わせた車種を掲載しているはずです。ピンポイントにマニア心をくすぐる車種を掲載するのも難しいでしょう。そういう意味では、86やスカイラインばかりになるのは当然と言えます。
しかし、それを横目にマイナー車種に目をつけるマニアというのが多いのも事実です。車種が多い80年代車です、その数たるや、星の数です。それらを相手にするほど、雑誌側もヒマじゃあありません。やはり掲載車種に偏りが出てしまうのは、ある程度しかたのないことなのかもしれませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/25/a2/586a545e7a40d7479f09a133fb8f7997_s.jpg)
じゃあ明日もこのブログ、見てくれるかな?