週末の不動産チェックで、豪邸物件をキャッチ!新聞折り込みチラシより。
仙台市郊外の高級住宅街の一軒家、148坪、築22年、価格は7500万円の2世帯住宅。施工は県内の大手住宅メーカー、建売ではなくオーダー住宅です。もう、間取り図だけでワクワクしちまうスケールです(笑)。
まずは、建物のメインとなる2階より。段付きの土地なのか、1階は車庫のみ。きっと住人は、リモコンでスマートに電動シャッターを開け、自慢のドイツ製高級乗用車をバックさせ、雨に濡れることもなく家の中に入って行ったんだろう。
2世帯住宅とあって、玄関は2つ存在します。くだんの車庫には、どちらの世帯からも室内からアクセスできるようです。間取りから察するに、向かって上半分は息子世帯、下半分はジジィのうちでしょう。扉1枚で、双方の移動が可能になっています。ジジィの方は、まだ常識的な間取りで、特に目につくものはありませんが、問題は息子世帯の方。まず、リビングは34帖もあるし、一段下がってゴロゴロ寝っ転がるような空間もあります。トレーニングルームまであり、健康志向のようだ。端っこの広い洋室には、便所とシャワールームも完備で、引きこもり生活にも柔軟に対応。
続いて3階ですが、天井の都合でデッドスペースが多いのか、収納部屋が多いです。
息子世帯側は、更なる豪華仕様。まず、階段がリビング側と廊下側で2つあるのがナゾですが、まあ年頃の女の子でもいたんでしょう。リビング側の階段を上がると、スタディルームなる勉強部屋が存在し、教育熱心だったようです。風呂も広く、無駄に浴槽が2つもあります。ジェットバスだろうか?サウナまであります。そしてオーディオルームまで存在し、防音施工かは不明ですが、6.5帖しかないので、アップライトのピアノなんかは入るかもしれませんが、ドラムセットを置いたらかなりキツキツになりそう。キーボード、ベース、それぞれアンプまで置いて演奏しようものなら、密接・密集・密着です。そして、またも端っこの洋室には、トイレと浴槽のユニットバスが存在。どうにも、みんなと同じ風呂の入るのはイヤだったらしい。
凄い家です。好きなように妥協せずに作った感があり、憧れます。俺も家を建てるときは、一切の妥協をせずに好きなように設計したいです。まあ、ここまで便所と風呂はいりませんが(笑)。
これくらい大きい家だと、一体ルンバは何台必要なのだろうか?などと考えてしまう。