
モーターマガジン社が発行のMR2の本が本屋にあり、おもわずカートに入れる。モーターマガジン社は暇さえあれば過去記事寄せ集めのアーカイヴ系ムックを出していますが、こちらもその類(たぐい)。新規取材はほとんどないようで、誌面のほぼ全てが登場時の取材記事を再構成して発行されたもののようです。
まあ資料的価値はあることはありますが、どうにも写真のネガが傷んでるのかデジタイズする時の解像度が低いのか、写真がボヤボヤ。おまけに再構成部分のテキストも取材当時の記事だけ読んで書いたようなもので、令和の視点ならではと言ったテキストは一切ナシ。その取材当時の記事も再掲載されており、完全に内容が重複。巻末の車両カタログは抜粋で全収録ではないし、ホワイトランナーやスーパーエディションなどといった年次限定車は都合よく忘れて未掲載など、かなり不満の残る内容。
ライトユーザー向けと言ってしまえば適当なのかもしれませんが、その割には販売価格は税込み1800円とへヴィユーザー向け(笑)。申し訳ないですが、この雑誌は買う価値がありません。買ってソンした。
こういう1800円なんて法外な値段でやっと利益を出してる割に全く愛を感じ無い雑誌は、ハッキリ言って出さない方がいいと思う。資源の無駄です。