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二餅のスーパー・チラ裏日誌

Nimochi's curious weblog

カウルを開けてみた@ニューTZR

2020-07-01 20:30:00 | バイク



 椅子を外すついでに、せっかく工具も出したことだし、カウルを外してみようかと思ったので、外してみた。



 6角のネジが5本ほどあったので、外しました。



 ガバっと、手前に引く形で開きました。



 このようにヒンジが付いているので、ガバっと開くわけですね。メンテナンスを容易にしています。



 エンジンの、シリンダの刻印。



 エアクリーナからカーブレータまでの導風ダクトが物々しい。カーブレータも、エンジン前方からの吸気を後方の排気まで一直線にする都合上、エンジン前のかなり下部分に取り付けられています。カウルを外して雨の日に走ろうものなら、全輪で巻き上げた水が全部かかって、すぐに故障しちゃいそうな配置です。



 頑張って手を突っ込めば、プラグ交換くらいはこの状態でできそうです。ただ、このクリアランスでプラグレンチが入るのだろうか?(笑)



 ウォータポムプ部(上)、オイルポムプ部(下)。オイルポムプには、電子制御と思われるワイヤが見えます。



 バッテリ発見。どう考えてもカウル外すと防水性が失われており、やはりカウル無しで乗るには難のある設計です(笑)。



 バッテリ横には、サービスツールが入ってました。



 サービスツールは、基本的な工具しか入っていない汎用品を後から入れたようです。純正工具では、ありません(純正工具はこれらに加え、各種サスペンション調整用工具、6角レンチなどが入っている)。




 カウルのネジ部に、損傷が見られます。プラ製品の泣きどころ。



 しかしまあ、カウルのマウントを普通、オイルタンクに設けるかね?(笑)

 歴代TZRの中でも、このモデルだけは、カウル無しで乗ることを拒否してる豪快な設計です。逆を言うと、カウルだけは状態の良いものを常にストックする必要がある、ということです。