古本コーナーで、クイントインテグラのすべてを発見。３２４円という、明らかに間違った値付けだったので、即サルベージ。資料的価値の高い一品。巻末にカタログが全ページ掲載されているので、それを考えても費用対効果が高いです。
徳大寺センセ、ご祝儀配慮一切なしの辛らつな評価で、笑えます。まだ、すべてシリーズがご祝儀評論じゃなかったころの一コマ。
インテグラは、もっと続いても良かった車なのではないのかと思います。３ドアシリーズでスポーツ派の受け皿を、４ドアシリーズで正統派ミドルセダンとしての立ち位置を保っていれば、面白い車になっていたと思います。インプレッサやアクセラなんかが、あるいは同社のシビックがハッチバックとセダンの２本立てでそれなりに成功を収めているのを見るにつけ、単に「需要がないから」と後継車開発を行わなかったのは、いい訳にはならないと思います。まあ、シビックが大型化したので居場所がなくなったと言えばそれまでかもしれませんが。スクーターで生まれ変わっても、嬉しくな～い