
ギャランを点検に出している間、代車が来ました。平成10年式のライフです。
別に代車は必要なかったんですが、これも良い機会なので乗ってみました。
まあ、現行規格とはいえ一昔前の軽自動車なので、いかにも軽自動車といったところ。エンジンはトルク不足で、3速フルオートマチックなのでやたらと高回転まで引っ張り、変速ショックもあります。パワーステアリングは軽くていいですね。ロードノイズはかなり透過しますが、まあ静粛性は我慢できるレベルでしょう。ボディ剛性は、まあ悪くないとは思いますが、今の車に比べればフニャフニャです。
背が高くて重心が高いからと思いますが、ハンドルをきるとロールがひどく、何と言うか、ネトーっとした変なGのかかり方して気持ち悪いです。シートのホールド性も悪く、身体はフラフラです。後席に置いたカバンも、カーブのたんびにこっちへフラフラ、あっちへフラフラ。不思議と運転していて楽しくない車ではないのですが、長時間、長期間の使用ははっきり言って嫌ですね。
個人的に、この型のライフ(特にシングルワイパの前期型)は好きだっただけに、ちょっと残念です。硬めの足回りに交換した5MT車だったら、もっと評価は違ったかもしれませんが。
ちなみにこちらの個体、メータ上は9万キロ台なのですが、記録簿を見ると20万キロ近く走破しているようです。その割には程度は良いかな、といったところです、サビてもいないし。