
壊れているシートベルトのバックルを見て、私は思いました。
果たしてシートベルトのバックルなんて壊れるものなのだろうか?と
皆さんも考えてみてください。今まで乗った車で、シートベルトがバックルにハマらない車なんてありましたか?
私は普段、70万キロや80万キロを走破した車に乗って仕事をしています。しかし今まで何十台と乗ってきたこれらの車ですら、シートベルトのバックルが壊れていたのは、京王バスの払い下げの個体わずかに1台のみ。確率から言って、そう簡単に壊れるシロモノではありません。
だから、ギャランのシートベルトも実は壊れていないんじゃないか?と思いました。

この欠けた赤いプラスチックが、中で詰まっているだけなのではないか?と睨んだわけです。

というわけで、バックルを外してみましょう。ご覧の通りなので、センタコンソールを外す必要があります。

まずオーディオパネル。ツメでハマってるだけなので、手前に引っ張れば取れます。

シフトノブも、クルクル回せば取れます。

メクラフタも外し、中のネジを取ります。

オーディオも取ってしまえ。

ふ~ん、こういうコネクタしてんだ。トヨタのに似てますが、微妙に違います。

と、ここまで外して問題発生!
いくらやってもセンタコンソールが外せません。
なんと、残りのビスはカーペットの下に隠れているのです。強力に接着されたカーペットを前に、途方に暮れるワタクシ。
前乗ってたソアラは、内装は随分凝った造りでしたが、簡単に外せるように設計されていました。ギャランの内装は、全然凝った造りに見えないのに、めちゃくちゃ凝った設計しています。簡単に外せないよう、「なんでそんなとこにビスあるし!」みたいな設計しています。これは困った話ですね。

というわけで、バックルの筐体を無理やりコジって外しました。

やはり、何か赤いものが内部にはさまっています。

それみたことか!こんなの入っていたら、そりゃベルトはまりませんよ。

取り除き、動作確認。はまりました。やりぃ

元に戻しておしまい。
いや~、なんだか簡単な作業で大きな効果を得ました。無理やりこじったんで見た目はイマイチになりましたが、どうせコレクターでもありませんし。むしろ機能しない方が、よほどダメだと思います。
ほい、1件解決したよ~