ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

指輪関連洋書情報

2010年08月07日 | 指輪物語&トールキン
旅行行ってる間に発表になったものとか、旅行中に発見したものとか、の話です。
まずは、長々と待っていた(待ってた人ほとんどいないのでは・・・)The Music of the Lord of the Rings Filmsの発売がようやく決まりましたよ、という話。
以前から著者のDoug Adams氏のブログで、9月28日のロンドンのRotKコンサート(RotKの映像に合わせてサントラ生演奏するというコンサート)と10月5日のN.Y.のTTTコンサート(TTTの映像に合わせて以下同文)に合わせて発売すると言ってましたが、ようやく実現したようで。
9月28日に欧州で先行発売、10月5日に全世界で発売だそうです。amazonとかで取り扱うようになるかな。
こちらでは何度も紹介してますが、サントラ完全版CDのライナーノートにさらに大幅加筆した、サントラの解説本です。
Adams氏のブログのトップにも表紙が出てますが、アラン・リーのイラストも入った豪華版で、映画では使われなかった未使用音源「Rarities」のCDがついているそうです。
うーん、私通勤電車の中でちまちま読みたいんだけど、あんまり立派な本だと困るなあ・・・
あと、以前の発表では、ワーナーでLotRサントラボックスセットを新たに発売して、それにこの本がついてるバージョンとか色々発売するとか言ってたような気がするんですが、とりあえず本だけしか出ないのかな。まあ私は本とRaritiesのCDだけあればいいですけど・・・
ついでに、LotRシンフォニーのCDも発売の目途が立ってきたもよう。なんだか2月にルツェルンで録音したとか言うんですが・・えー、前にロイヤルアルバートホールでロンドンフィルがやった時に録音したとか言ってなかったか?
21st.Century Orcherstaもそんなに悪くないみたいですが、パウランとか鉄板の演奏どうかなあ。ロンドンフィルで録音して欲しかったな・・・ロンドンフィルだとティンホイッスルとかアイリッシュフィドルとかの演奏がホンモノのサントラの人だからいいのに・・・

もうひとつ、いや2冊なんですが、これはオックスフォードのBlackwell書店で見つけました。
今回他に大きな本屋に行かなかったので、一般的にどこでも売ってるものかわからないのですが・・・
Tolkien's OxfordThe Roots of Tolkien's Middle Earthです!
どういう本かというと、Tolkien's Oxfordの方は、オックスフォードのトールキン縁の地(家とか)の写真つき解説、The Roots of the Tolkien's Middle Earthの方はタイトルからは想像もつかないと思いますが、バーミンガムのトールキンの縁の地の写真つき解説の本なんです!
出版社違うんですが、体裁もふくめてほぼ同じシリーズのつくりになってます。
かつてないポント安のおかげで現地で買った方が安かったですね・・・
まさにこれからオックスフォードのトールキン縁の地めぐりをしようという矢先にこの2冊を見つけて、うわー! となって、とりあえず慌ててTolkien's Oxfordの方を歩きながら必死にめくりまくりました。何か知らない写真があったんで・・・で、新しいポイントに行って来たりしました。どこに行ったかはおいおい・・・
あと、今まで場所がわからなかった、トールキンの葬儀が行われた教会のおおよその位置も判明・・・次の機会には行けるかな。
バーミンガムの方は、ロンドンからリーズに向かう列車の中で必死に読みました。基本的に事前に調べたところで合っていることがわかったのですが、後で写真を見直していたら、実際に行った場所と違ったところが・・・。これもこの本がなかったら間違いとわからなかったところでした。
事前に入手していたらもっとちゃんと調査して行けたんだけどなあ・・・
トールキンが住んでいた当時あたりの写真が載っているのも面白いです。現在の風景と比べてみてみるのも面白かったですよー。
というわけで、オックスフォードやバーミンガムのトールキン縁の地めぐりをする方にはおススメの2冊です! 私ももっと早く欲しかった・・・
ただ、あくまでも解説の研究本?であって、ガイドブックではないので、詳しい行き方は書いてないし、住所も書いてない場所もあったりして・・・事前の下調べは自力でやらないと行けませんね。まあオックスフォードは何とかなると思いますが、バーミンガムは全部行こうとすると結構大変ですね・・・
あ、写真が多くてさほど厚い本ではないので、本文もそんなに長くなく、わりと読みやすいと思います。
この作者、Robert S. Blackham氏、この後にバーミンガムやオックスフォードの昔の写真を集めた本も出していて、トールキン関連で調べていて集まったものを出版したのかなーと。これも結構興味深い資料なんだろうなと思います。
で、なんか9月にTolkien and the Peril of Warという新刊が出るらしい・・・トールキンとおそらく第一次大戦の関連の本だと思いますが・・・うーん気になるなあ。また新たな縁の地情報があったりして。
発売になったら内容説明文出るかな。それから考えようかなあ。

というわけで洋書情報2件でした。
コメント
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