ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

The Road Goes Ever on(続き)

2003年09月25日 | 旧指輪日記

今日の写真は、オックスフォード郊外ヘディントンのサンドフィールド通りのトールキンが住んでいた家です。「或る伝記」でカーペンター氏が訪ねたトールキンの家がここです。「或る伝記」に載っていた写真とはちょっと違う感じなので、改装なり塗り替えなりしていると思われます。
この家、左上の窓の下にトールキンの旧居であることを示すちょっと素敵なプレートがかかっています。プレートの写真は次回upします。
しかし、この家にたどり着くにはちょっとした苦労が・・・(汗)その辺の話は旅行記で、と言いたいところですが、最近本当に出来上がるのかどうか自信なくなって来ました・・・(汗)

さて、先日購入したThe Road Goes Ever onのドナルド・スワン氏の曲にまんまとハマっている今日この頃です。おかげでDVD発売も近いのにめっきり原作モードだったりして(笑)
Bilbo's Last Songで泣いたと前に書きましたが、その後他の曲にも泣かされております(笑)
サムがオークの塔で歌ったIn Western Landがまたいいんですよね。サムの口をついて出た素朴なメロディにしては凝った曲すぎるんですけど(汗)転調までしてるし。でも、優しくて暖かで美しい曲です。そして、この曲が歌われたのが、あの絶望的な状況の中なのだということを考えると、素朴で暖かなメロディが余計に心に染みてしまいます。歌詞の美しさにも改めて思い当たります。もともと好きな詩でしたが、この曲のおかげでますます好きになりました。
それからもう一つ、裂け谷でビルボが歌ったI Sit Beside the Fireも泣けました。この曲、なんと途中からA Elbereth Gilthonielになるんです。それもThe Road Goes Ever onと同じメロディで。まるでビルボの美しい追想のように・・・。転調しているのがまたグッと来てしまいます。これはもうドナルド・スワン氏の計算勝ちですねー。
こうして聴いていると、ドナルド・スワン氏が「指輪」のミュージカルなりオペラなり作っていたら、いい作品が出来ていたのではないかと思ってしまいます。おそらく本人もやりたかったのではないかと思いますが、きっとトールキンが望まなかったからやらなかったのではないでしょうか。ちょっと残念な気もします。
さて、次はいよいよBBCのラジオドラマかなー(汗)でもその前に無事にトールキン・アンサンブルのアルバムが届きますように・・・(汗)

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