今日の写真は、前回のサンドフィールド通りの家にかかっていたプレートです。「J.R.R.TOLKIEN LIVED HRER」の文字と共に、スマウグとお山の絵がついているという、素敵なプレートです。
こういうプレートって、誰がつけるものなんでしょうか。トールキンの旧居全てについていたわけではないし、ノースムア通りの家のプレートはまた全然違う形でしたし。住んでいる人がつけるのでしょうか? 自分の家に昔著名人が住んでいたということをおおっぴらにしたくない人もいるでしょうし・・・。ノースムア通り22番地の家はほとんど庭の樹で中が見えないようになっていて、ひょっとしてトールキンファンに見に来られるのが嫌なのかな、なんて思ってしまいました。
最近購入したアラン・リーの挿絵入り原書に触発されて、なんだか「指輪物語」に関する絵がむしょうに見たくなってしまい、昨日原書房の「ファンタジー画集 トールキンの世界」と「ファンタジー画集 『指輪物語』の世界」を買ってしまいました。題名が紛らわしいのですが、「トールキンの世界」の方は色々な画家が描いた「指輪物語」を中心としたトールキンの作品の絵で、「『指輪物語』の世界」の方はほとんどジョン・ハウの画集で、トールキン作品以外の絵も入っています。
改めて、「指輪物語」が多くの画家にインスピレーションを与えているのだなあ、と感銘を受けました。ここに出ている画家のものももっとみたいし、載っていない画家の作品も観たいなあと思ってしまいます。
特に気になったのは、オランダの画家コール・ブロック氏の絵です。なんだかシュールでカワイイ!のが気に入ってしまいました(笑)トールキンもブロック氏の絵が気に入ったそうで、「トールキンの世界」に収録された「角笛城の戦い」他何枚かの絵を購入してサンドフィールド通りの家に飾っていたとか。ブロック氏は100枚もの「指輪物語」の絵を描いたそうです。もう他の絵も見たくてたまらなくなってしまいました(汗)オランダで出版された「指輪物語」にはブロック氏の絵が使われていたとか。オランダに行けば手に入るのかな・・・(汗)
そう言えば、ロンドンの本屋で見つけて安いので(笑)買った豆本にヒルデブラント兄弟の絵が載っていたのですが、これも面白かったです。ヒルデブラント兄弟の絵はカレンダーになってるみたいですね。買おうかなあ・・・。うーん、散財が止まらなくなって来た・・・(汗)