ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

DVD鑑賞「ハウルの動く城」と「スターウォーズエピソード4」

2006年01月02日 | 映画
正月休みにDVDを観るぞ! ということで、昨日は「ハウル」、今日はお借りした「エピソード4」を観ました。
「ハウル」は発売日に買ってたのにようやく観ましたよ~(笑)
やっぱり大画面の方が綺麗だけど・・・
3回目になると、音楽が耳に入ってきて、やっぱりいいなあと思いました。
しかし、今回はとてもストレートにラブストーリーに見えて、なんだかこそばゆかったです(笑)「やっと守りたいものができたんだ」の後の「君だ」はいらないだろう、とか思ってしまいました(笑)
いやでも、やっぱり結構好きだなと。
でもやっぱりハウルの声もうちょっと上手い人が良かったなあと(汗)声のイメージはいいんですけどね。ハウルの心の動きがちょっと分かりづらいなあと思うんですが、そのあたりの機微がもうちょっと伝わる演技だったらなあと・・・
でも、英語吹き替えとフランス語吹き替えもちらっと見たのですが、カッコつけるのをやめたハウルの、情けないところ、カワイイところはキムタクが一番良かったかなあと思いました。本当はキムタクももっと声の調子変わればいいのにと思ったんですが、結局の日本のハウルが一番声の調子変わってたんですよ。
英語版のクリスチャン・ベールは声渋すぎ!(汗)フランス語版はカッコよくて、バランスの良いハウルで、フランス語のハウルもいいかなとは思います。
後は時間があったら、英語とフランス語ではソフィーを二人でやっているので、いつの間にか若返っているところとか声どうしてるのかな、というあたりを見てみたいと思います。

「スターウォーズ」は、昔1作目だけ見たことがあるとはいえ、ほとんど覚えてなかったので、新三部作から見始めたのとほとんど同じような私。エピソード4はエピソード3の続編を観る気分で見ました。
見てみて、昔見たことはほとんど全く覚えていなかったことが判明(笑)ハン・ソロと酒場で会ってたところと、ルークとレイアがターザン状態で跳ぶところくらいしか記憶ありませんでした・・・
そして、観た記憶があるシーンがなかったので、もしかして私は2作目も見ていたのかも疑惑が(笑)
まあそんな感じで見ていたのですが、余韻も何もなくさくさくと話が進んでいくのは昔っからなんですねえ(汗)
エピソード3の続編としてはもちろん作られてないので、随所に無理が見られましたね~。なんでオビ=ワンがR2を知らないの、とかいうのは皆言ってることみたいですが。
ダース・ベイダーがレイア姫が娘と全く気付かないのも、全く似てないからだと思いますが(笑)もし似てたらどうなってたかなあとか思います。続編として作られてたら似てるとかいう設定にしてたのかなあ。
オピ=ワンとアナキン・・・じゃなくてダース・ベイダーの葛藤とかを楽しみにしていたのですが、ほぼなくて、まあこんなものかなあと(笑)
ダース・ベイダーって結構お喋りなんですねえ・・・(笑)
オルデランがあっさり破壊されて、「うわー、ベイル・オーガナとかこれで死んじゃったんか~」とやや呆然としました・・・(笑)
でも、オビ=ワンがルークを見て微笑んだ後、ダース・ベイダーに切られるところはちょっと良かったかな。
そして、ルークが戦闘機に乗る時、R2-D2が戦闘機にセットされるところを見たら、ちょっとほろりとしました。あー、アナキンと一緒に乗ってたのになあと・・・。新シリーズから観た人の逆懐古?ですね。
ダース・ベイダーが戦闘機乗ってるのも、なんかアナキンを思い出して・・・というか同一人物なんですがね(笑)
あと、レイア姫のキャラクターが結構キツくてびっくりというか、いやこれは人気あるはずだわと思いました(笑)パドメよりも全然強いですね。これではep3のパドメは旧作ファンにはさぞ物足りなかったことだろうと思いました。
CGは使われてないそうですが、むしろCGじゃない方が自然に見えるなあと思うんですが・・・20年も前の作品なのに、そのあたりは結構自然に観られました。むしろ人物の髪型とか服装の方が古かったですね(笑)
とまあ色々ツッコミつつも、結構楽しんで観ました。余韻とか感動とかとは全く違う世界ですが(笑)これはこれで楽しいなあと。続きがまた楽しみです。これから5、6、1、2、3と見ていくつもりなんですが、新シリーズを観たらどう思うでしょうか。貸してくださったYさんありがとうございます!
コメント (3)
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FotRサントラ完全版感想その4

2006年01月02日 | 指輪物語&トールキン

年を越してしまいましたが(汗)FotRサントラ完全版一応最後まで聴きおわりました~。まあ一回聴いただけではまだまだ聴いたとは言えないんですが(汗)
とりあえずモリアでは、マザルブルの間で戦っている間の音楽がほとんど聞き覚えありませんでした(汗)カラズラスもそうなんですが、映画では音楽の音量落とされてますよね。
水鏡の場面もあんまり・・・(汗)
Farewell ro Lorienは、TTTの限定版CDやシンフォニーでも聴けますが、アラゴルンとガラドリエルの会話のあたりとかはなかったので、聴けて嬉しかったです。
アモン・ヘンで、ボロミアがフロドに襲い掛かるあたりもあまり音楽の記憶なかったことがわかりました(汗)ここはも音楽小さかったのかなあ? 話に気を取られていた可能性もありますが。
ボロミアの角笛が聞こえた後のアイゼンガルドのテーマが重苦しく響くところも単独で聴けて嬉しかったです。
で、そのまま聴いていて、「一行の離散」でなんだか久々にぽろぽろと泣いてしまいました。音楽だけで聴くとやっぱりいいですよねえ。
しかも、シンフォニーでは終わりが端折られていて、フロドとサムが抱き合うところのティンホイッスルがカットされているのですが、あそこでティンホイッスルが出てくるのがいいのにねえ。またまた涙腺刺激されてしまいました。
という訳でとりあえず一通り聴きましたが、またちゃんと聴き直したいところです(汗)

ブックレットの方も、テーマについて書いてあるところは一応読みました。
前回書き忘れたのですが、アモン・ヘンの最初のところのメロディ、「旅の仲間のテーマ」の変奏なんだそうで。あ、言われてみればそうかも・・・(汗)
黒の勢力では、バルログの音楽は、バルログ登場で突然出てきたのではなく、モリアにずっと存在していたものとして、モリアに入った時から少しずつ現れているのだそうです。そうかあ、モリアの音楽ってドワーフを表しているにしてはちょっと不気味で暗すぎるなあとは思っていたのですが、なるほどバルログも混ざってたんですねえ。
オークについては、FotRではまだ単なる生き物?なので単独のテーマはないけれど、TTT、RotKと進むにつれてサウロンの影響が強くなり、単独のテーマが出てくるようなことが書いてあったような・・・(汗)
アイゼンガルドのテーマが工場のイメージなのはもう有名な話?だと思いますが、オークというかウルク=ハイのテーマでもあるそうで、これも納得です。
あと、私がナズグルのテーマだと思っていたいくつかのフレーズがほとんど「モルドールのテーマ」となってました(汗)いやそうかなとは思ったんですが・・・(汗)
でも、一つだけコーラス主体のフレーズだけが「ナズグルのテーマ」となってました。(私が「ナズグルのテーマ2」と呼んでいたやつですが)
うーん、確かに他のフレーズはナズグル以外の場面でも出てくるけど、これだけはナズグル登場シーンしか出てこないかも・・・
でも結構皆ナズグル登場シーンに出てくることが多いので、ナズグルのテーマでも良さそうなんだけどなあ・・・なんて作曲者に反抗してみたりして(笑)
あと、私が「これはいいか・・・」と思ってサントラ考察では無視していた(汗)フレーズもちゃんとモルドールのテーマというかモチーフのひとつになってました(汗)
そして、問題の?「自然のテーマ」ですが、あたりさわりのないことしか書いてありませんでした。うーん、このテーマについてはTTT以降のライナーノートに期待かな・・・
それから、前にもちょっと書きましたが、私が大好きな(笑)フロドとサムが初めて二人で旅を始めた時に流れたテーマ、Journey Themeについても書いてあって嬉しかったですねえ。
この他、すごく小さなフレーズがいくつかちゃんと名前つきで出て来ていておお、と思いました(笑)
ガンダルフがオルサンクの頂上に囚われていた時や、TTT劇場版でサブタイトルが出てきた時に流れたフレーズはEvil Timeと名前がついてました。
カラズラスを歩いていた時やモリアに入る時に流れていたフレーズにもDangelous Passesという名前が。
あと、エレンディルが死んだ時やボロミアがフロドから指輪を奪おうとした時に流れたメロディにもAll shall come to Darknessという名前がついていました。
このテーマは、人間の堕落、弱さ、死、そして指輪の誘惑への抵抗の失敗を表しているのだそうです。うーん短いテーマに盛りだくさんですね(笑)
この他、FotRにしか出てこないフレーズがいくつかあることにも触れていて、その後発展しないので割愛したとかも書いてありました!
いや~やっぱ色々考えて作ってたんですねえ。

後はサントラ公式サイトに出ているもう一つのブックレットもぼちぼち読み始めてます。この話はまた明日にでも(笑)
実はこちらの方が一般的?に読みやすいもので、なんでこっちをCDにつけなかったのかな、と思ったのですが、読んでいてなんとなくわかりました(笑)
CDについているブックレットに出てくるテーマ名が何の説明もなく使われているので、やっぱりCDのブックレットを先に読まないと話が通じない仕組みになっているのです(笑)
まあ、そのあたりはスルーしても読めると思いますし、使われなかったアイデアなんかも出てますし、コーラスも歌詞も出てますから、CD買ってない人も楽しめるとは思います。
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