きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

鬱積した不満が爆発した選挙結果

2009-08-31 10:59:44 | Weblog
鬱積した不満が爆発した選挙結果        (009.08.31.)

今朝は久し振りに台風が来る雨天だと言うのに晴れやかな朝を迎えられた。

と言うのは、昨日の衆議院選挙の結果が、今までの4年間自民党政権に解散を遣らずに、じらし、じらされ続け、先の展望も無い暗い閉塞感に、積もり積もった不満が、昨日の一票で、思いを晴らした気持ちを、全国民が一様に持ったのでは無いでしょうか。

投票時間の終了と同時に、テレビの放送では、民主党の「政権交代確実!」「300議席を超える予想!」と言うテロップが流れ、次々当選確実者が報道され、民主党の圧勝が伝えられた。

結果は、民主党308議席(+193)、自民党119議席(-181)で自民党創立以来の歴史的大敗であった。早速、麻生総理、細田幹事長は責任を取って、辞任を表明したが、多数の閣僚並びに党三役経験者が小選挙区で破れ、同じ与党の公明党は大田代表と北側幹事長が落選し毎回選挙に強いと言われた公明党も小選挙区での全敗が響いて10議席も減らして21議席に終わった。

日本のこの選挙の結果は、海外へも大きく取り上げられ、アメリカは「新政権になっても今までの日米重視の外交に変化は無い事を期待する」とのコメントを発し、9月末にアメリカでの首脳会議の準備しているとの事である。(麻生総理の時とは大きな違いだ)
また、韓国や、中国においても鳩山総理には好感を示している様である。

今回の選挙は将に時代の流れを象徴する選挙で、日本の国民もアメリカ同様「チェンジ」を求めて国民が行動した事を、アメリカ国民も高く評価している。

新しい日本の幕開けである。新政権を担当する民主党はマニフェストに掲げた通りの実行を行うに当たり、相当な抵抗が予想されるが、国民の期待は其の先に見える明るい国家像を望んで居る事に、勇気を持って大胆に実現される事を願っている。
(えびなたろう)