きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

今日は第45回衆議院議員の投票日

2009-08-30 11:30:52 | Weblog
今日は第45回衆議院議員の投票日      (009.08.30.)

8月の21日に解散が宣言されて40日、今までに無い長期間の選挙戦が続いたが本日やっと投票日を迎えた。
今回の選挙は「改革を選ぶのか」、「続投を選ぶのか」の選挙で、麻生総理は「日本の未来に責任を持つのは、自民党しかない」と訴え、鳩山民主党代表は「政権交代で日本を変えよう」と訴えマニフェストの実現を約束している。

40日間、両者の言い分を聞かされたが、結局は国民の信頼がどちらに傾くか、小選挙区制度の選挙では、大きく大勢が決定される事になる。

読売新聞の世論調査では7/7日、7/21日、8/4日、8/18日、8/25日、の5回に分けて政党調査を行っている。 いずれも民主党の優勢は変わらなかった事が報じられている。

グラフを見る限りでは、最終回の調査では、更に其の差は開き、比例の投票先は民主42%(前回40%)に対し自民は21%(前回24%)と2倍の開きになっている。
また、麻生・鳩山両氏の首相としてふさわしい度合いは、鳩山氏47%(前回46%)に対し麻生氏22%(同27%)と25ポイントと大きく差が付いている。

また、選挙に対する関心度では、初回が78%であったが、最終回では92%と大きく関心の高まりを示している。
その他、内閣支持率や政党支持率に付いても両党の格差は開く方向に差が付いている事は、自民党にとって解散後40日と言うのは、かえって長すぎてマイナスに働いている結果になっている。
麻生総理の唯一「景気対策」についての評価も評価しないが59%で評価する32%を上回っているのに対し、民主党の国会議員100人を政府内に入れて政治主導の政策決定に「評価する」が45%で「評価しない」が35%と言うことである。

この様な調査結果は、明らかに国民意識との違いを示すもので、自民党議員そのものが、国民意識との違いを、認識していない所に、重大な病に侵されているとしか思えません。

いずれにしても、今夜半には大勢が判明すると思うが、今後においても、国民意識と乖離した政党のそのものの存在は、日本の将来に大きな禍根を残す事になると思う。

もしかして、選挙後の政界再編は避けられない事かも知れませんね!
(えびなたろう)