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つれづれの記

日々の生活での印象

キリンチャレンジ杯 日韓戦

2011年08月22日 17時31分56秒 | 日記
2011年8月22日(月)  キリンチャレンジ杯 日韓戦


 先のFIFA女子ワールドカップで、世界一に輝いた、なでしこジャパンチームに対し、18日、団体としては初めて、国民栄誉賞が贈られた。 
 受賞理由は、“国民に、困難に立ち向かう勇気と、爽やかな感動を与えてくれた” とあり、政権の人気取り、等の批判もあるのだが、ここは、素直に喜びたい。
 先月、ドイツで行われた、女子ワールドカップ大会については、当ブログの記事
   なでしこの快挙 その1 (2011/7/20)
   なでしこの快挙 その2 (2011/7/26)
で触れているので、今回は、省略したい。
 なでしこジャパンは、来年の、ロンドンオリンピックへの出場権を掛けて、9月1日から、中国で行われる、アジア最終予選(6チーム 上位2チームがオリンピックへ)に、臨む事となる。

 ここでは、先日の、キリンチャレンジ杯 日韓戦を取り上げたい。8月10日に、札幌で開催された、国際親善試合 キリンチャレンジカップ 日韓戦は、日本代表が、宿敵韓国に、3-0で圧勝する、という、予想以上の、嬉しい結果に終わった。
 日韓戦の、これまでの通算成績は、日本の
   11勝22分け38敗(PK戦 3勝1敗を含む)
と、大きく、水をあけられていた、のである。
 この1月に、中東 カタールで行われた、AFCアジアカップでは、準決勝戦で、日本が韓国を、PK戦の末に破り、更に、決勝戦で、オーストラリアを下して、優勝したのだが、現在のFIFAランキングでは、日本16位、韓国28位と、いつの間にか、日本が上になっている。
 今回の韓国チームの、主力選手の状態などがどうだったのか、は把握していないが、先の日韓共催でのワールドカップでは、ベスト4となった韓国だが、このところ、どうなっているのだろうか? 韓国が弱くなったと言うより、国際経験を積む中で、日本のレベルが、格段に向上した、と言えのではないか。 なでしこジャパンの快挙も、男子日本代表を鼓舞したかもしれない。 

 さて、今回の日本代表チームは、怪我の長友は出られなかったが、海外組を含めて、アジアカップの時とほぼ同じ、ベストメンバーで臨んだ。 試合経過の詳細は省略し、得点シーンを中心に、概略を、以下に記したい。
            
日本国旗           韓国国旗

 試合開始後、前半は、双方、積極的な動きで、攻守が目まぐるしく変わる、緊張感のある展開だった。次第に押し気味に進めた日本が、遠藤、李を経て、パスを貰った香川が、前半35分、相手ゴール前の競り合いで、相手選手二人の間に入りながら、間一髪、足技でディフェンスを外し、左隅に、見事にシュートを決めた。
 後半は、開始間もなく、駒野のシュートを、相手がはじき返した所を、詰めて行った本田が、きれいに決めている。 そして、その2分後、香川と清武のコンビによる、見事なゴールーー中央をドリブルで進んだ香川が、右から詰めていた、清武にパスし、清武が再び、香川に向けて、絶妙にセンタリングしたところを、香川が決めた。 この間、相手DF陣が、フォローする暇が無いほどの、見ごたえのあるものであった。

 3得点とも、相手ゴール前のPKエリア内での、流れの中からの得点であり、パスも、止まった位置でのやりとりでなく、前後左右に動く中で、ヒールパスや、ワンツーパスがある等、気持ちいいものであった。
 セットプレーでは、決定的なチャンスは少なかったが、本田のFKが、キーパーに弾かれ、惜しくもバー上を越えたのもある。
一方、日本のディフェンスに関しては、ハラハラするような危ない場面は、殆ど無かった。
 こんなに見事に韓国戦に勝利したのは、初めてではないか。

 香川には、先のアジアカップで、準決勝の韓国戦の途中、右足の怪我で、交代した因縁がある。ゴールに向けて、恐れずに中央突破を試みる、攻めの姿勢が、彼の身上であり、魅力だが、それが、怪我を招いた、と言える。
 怪我の後、苦しいリハビリを経て、今回、その韓国戦での見事なプレーで、完全な復活振りを、アピールしてくれたのである。

 2013年の、ワールドカップブラジル大会へ向けての、アジア第3次予選が、9月3日の、日本―北朝鮮戦から始まる。 日本は、北朝鮮、ウズベキスタン、タジキスタン(シリアから変更)、と共に、C組になるが、それに向けて今回、日本チームは、ザック監督の指揮の下、幸先の良いスタートが切れた、と言えよう。


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鎮魂の夏 その2 原爆と原発と

2011年08月21日 13時06分13秒 | 日記
2011年8月21日(日) 鎮魂の夏 その2 原爆と原発と


 戦後66回目となる、この夏の、終戦関連の一連の行事が終わった。今年は、東日本大震災と、原発事故のためか、例年とは違った時間だったように思われる。

 8月5日は、広島原爆の日である。投下時間の8時15分の黙祷の後、平和記念式典となり、松井市長の平和宣言では、原発に対する信頼性が根底から崩れた今、国に対して、エネルギー政策の見直しを強く求めている。管総理も、原発に依存しない社会を目指す、と述べている。
 続く、8月9日の長崎原爆の日では、11:02に黙祷を捧げた後、広島市とほぼ同様の趣旨の、田上市長と、管総理の、アピールがあった。 
 そして、8月15日は、終戦記念日で、恒例の全国戦没者追悼式が、日本武道館で開かれた。正午には、時報に合わせて、全国民が黙祷し、甲子園での高校野球も、一時、中断された。

 今回の原爆・終戦関連のイベントを見聞きする中で、自分は、以下の、三つの事を思った。

 一つは、原爆で焼け野原となった広島、長崎の風景と、更には、各地での戦災風景と、東北の被災地の荒廃した風景とが、二重写しになって見えた事である。 東日本大震災の惨状は、大変な国難として、二度目の戦後、という見方もある位で、多くの年配者にも、自分同様、終戦直後を彷彿とさせた、かもしれない。
 そして、原爆や戦災を被った各地の、立ち直った今の姿を見る時、今回の津波や原発事故の東北各地の被災地も、時間と共に、このように立派に復興できるのだ、という、強い強い、メッセージを感じたのである。

 二つ目は、広島・長崎の原爆で伝えられた放射能の恐ろしさを、今回の原発事故により、再認識させられた、ことである。 広島・長崎の皆さんには申し訳ないことだが、大方の国民は、実生活の中で初めて、放射能や放射線なるものを、身をもって体験した、と言えよう。
 今回の原発事故などとは比較にならない、二発の原爆が引き起こした巨大な恐怖と、66年間もの間向き合い、闘ってきた、被曝地の皆さんの心情を思う。
 被曝当初は、原爆に関して、殆ど何の情報も無く、放射能の測定手段等も無い中から、手探りで、生活や社会活動を立て直すとともに、放射能の調査や、医療活動を、続けて来られた訳で、その中で、放射線や放射線医学に関する、数多くの、貴重な知見が蓄積されて来ている、と言えよう。
 「黒い雨降雨地域」と言われる、原爆による放射能の広がりは、どのようなものだったのだろうか。 
多くの苦難を乗り越えてきた、被曝地の皆さんだが、我が事のように、福島の原発被災者に、共感のエールを送っている姿は、極めて印象的である。
 原発事故の後、世界唯一の被爆国であるにもかかわらず、原子力や放射線について、殆ど何の知識も無かった自分を反省したことが、その後、これらに関心を持つ契機になったのだが、この夏、自分の中で、原爆と原発とが、漸くにして繋がった、ように思う。

 三つ目は、今後のエネルギー政策について、である。両市長と、管総理は、言葉を選びながらも、原発に依存しない社会を目指すべき、と述べた。 これについては、改めて触れたいが、エネルギー政策についての今後の国の方針を決める、重要な転換点に立っている、ことは間違いない。

 今回、不幸にして、原発事故が起こったことで、日本は、
  ・世界で唯一の原爆被爆国
としてだけでなく、
  ・深刻な原発事故の体験国
  ・国策として原発を推進してきた先進国、
の当事者としても、透明性の高い責任ある行動が、国際的に求められている。

 ここで、広島の原爆死没者慰霊碑に刻まれた、碑文について触れたい。以下のように書かれている。
    安らかに眠って下さい 過ちは 繰り返しませぬから
 (Wikipediaより)
この記念碑は、かなり以前、広島を訪れた時に、見たことがあるが、この碑文の言葉は、
   WHO  誰が
   WHOM 誰に
   WHAT 何を
言っているのか、ずーっと、疑問を感じて来たものだ。今回、改めて、調べて見た。

 この碑文は、当時、広島大教授だった、雑賀忠義氏の提案が採択され、昭和27年(1952年)に碑が建立されたが、建設後も、碑文を巡って、色んな論議があったようだ。
 この論議を収めるために、昭和58年(1983年)、日本語、英語による、説明文が付けられたようだ。
 この説明文によれば、現時点では
   WHO   人類全体
   WHOM  被爆で亡くなった人達
   WHAT  戦争と言う過ち
となっているようだ。
 建設当時の、雑賀氏による、碑文の英訳は、以下のようであるが、
“Let all the souls here in peace;  For we shall not repeat the evil”
説明文でも、この英訳は、雑賀氏のものと同じである。

 自分が、ずーっと気になっていたのは、特に、WHATで、過ち とは何を言うのか、過ちに当たる、英文の、the evil が何を意味するのか、である。
 常識的には、原子爆弾(核兵器)を使った事が過ちであった、となるのだろうが、連合軍を代表するアメリカは、原爆投下は正当なものであった、という見解であり、今も変わっていないとすると、話は単純ではない。 
 説明文では、戦争と言う過ち を繰り返さないという、不戦の誓い、としている。 自分には、これは、余りにも理想主義的とも思えるのだが、世界平和都市を指向する広島市としては、当然かもしれない。
 原爆を開発し使用した非を責める前に、又、戦争行為全般を反省する前に、日本人としての原点に立って、過ち とは、日本が太平洋戦争を引き起こした事だ、という、自省を込めた誓いだ、という、狭義の見方もあるように思えるのだが、どうだろうか。 

 戦争は良くない、戦争は反対だ、と、唱えるのは容易だが、この地球上からは、 歴史上も、現在も、これからも、争いや戦争は絶えないし、無くならないだろう、と思う。 各国とも、理屈を並べては、軍備増強や、核兵器の保有に、躍起となっているのも事実だ。
 戦争は必要悪であり、各種通常兵器も同様に必要悪として、更に、核兵器を既に保有している国も、是認せざるを得ないとし、このような現実を踏まえて、戦争をスポーツ競技のように見立てて、守るべき最低限の戦いのルールを決める、というのが、現在の、国際的な方向であろうか。
 核兵器保有国に、軍縮を促し、それを、強制的に廃棄させるのは、人知を超えるもので、彼らは、決してそうはしないだろう。このことから、これ以上は核保有国を増やさない、という、核拡散防止条約なる、不思議な取り決めが、罷り通っている。
 発電や医療分野などへの、原子力の平和利用も推進しようと言うのが、IAEAの一つの任務だ。 でも、一方では、核兵器の保有を是認しながら、他方では、核兵器の保有を認めない、と言う、ダブルスタンダードでは、肝心の、核兵器保有国や、開発願望国の監視には、IAEAは殆ど無力なのは、当然であろう。

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桃の季節

2011年08月18日 23時34分10秒 | 日記
2011年8月18日(木) 桃の季節


 夏は、桃の実が味わえる、桃の季節でもあるのだが、どうも、馴染みが薄い。その理由は、桃の実は、大変美味しいのだが、柔らかいので傷みやすく、保存や輸送が面倒なことがあるからだろうか。
 でも、この夏は、ふとしたことから、桃が食べたくなり、先日、駅前のスーパーで、あれこれ物色し、中程度の、
   2個 580円也
の物を手に入れた。
 それを、大事そうに抱えて、バスに乗ろうとしたら、何時やって来たのか、ガード下に軽トラックが停まっていて、鉢巻をしたおじさんが、段ボール紙に、
   桃 一箱6個入り 500円  山梨県産
と、大書して、桃を売っているではないか! スーパーで買う前だったら、覗いて見たのに、と思いながら、時間も無かったので、そのまま、帰って来た。
 帰宅後、件の桃の1個を、冷蔵庫で冷やし、家人と二人で、大事に大事に頂いたが、その美味しかったこと!

 そして、翌々日になり、近くの安売り屋で、よさそうな桃が、1個150円で売られているのを見つけ、物は試しと、2個300円で入手。
 先日買った“高級桃”が、まだ1個残っていたので、早速、食べ比べて見た。
 白桃系
     2個 580円                    1個 150円
手前どもの評価では、味に遜色は無く、片や、ねっとりとした甘さで、片や、水気が十分の甘さである。桃の実の品質と値段とは、どんな関係になっているのだろうか?

 ここで、桃に付いて改めて調べて見た。わが国では、以前輸入された水密系種から改良された、いわゆる桃色の、白桃系が、国内の主流のようだ。桃は、害虫や脂も着き易く、栽培でも面倒とある。
 黄色をした黄桃系もあるようで、今日、近くのスーパーで、黄金桃という品種を見付けた。
  黄桃系(黄金桃)

 ネクタリン(和名は、聞き慣れない、ズバイモモ)という、果物も良く見かけるが、これは、桃の変種のようで、赤桃色で果肉はやや硬く、歯触りがある。 これも、今日、買って来た。
  ネクタリン

 早口言葉に
    すももも ももも もものうち
とある様に、すもも は、酸い桃 の意味で、漢字では、李となるが、結構、酸っぱい。
 最近は、すもも などとは呼ばずに、カッコよく、プラムという。ソルダム、太陽など、有名な品種が出ており、高級果物として、箱入りで売られるものもある。
 今日、スーパーに、たまたま、貴陽という品種があった。
  プラム(貴陽)      

 桃や、すもも の産地としては、福島県、山梨県、岡山県などが有名だ。この中で、福島県は、今年は、桃も含め、多くの農水産物で、放射能の風評被害に苦しんでいる。 
 昨日のニュースによれば、佐藤福島県知事が、関係の皆さんともども、都内で記者会見し、「ふくしま 新発売」プロジェクトがスタートしたことを宣言し、県農業への支援を訴えた姿が印象的で、応援したいと思っている。
 (福島民友ニュースより)

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鎮魂の夏 その1  高田松原

2011年08月17日 21時58分21秒 | 日記
2011年8月17日(水) 鎮魂の夏 その1 高田松原


 岩手県の陸前高田市の海岸には、江戸時代から、防潮林として整備さてきた、2kmにも及ぶ、「高田松原」という数万本の松林があった。リアス式海岸の多い三陸には珍しい、いわゆる、白砂青松の景勝地だったようだ。(残念ながら、訪れたことは無いがーーー。) 
 この松原が、先だっての東日本大震災の大津波で、壊滅状態になり、なんと、たった一本だけが残ったと言う。
以下の写真は、ネットから借用させてもらったものである。
    
被災前の高田松原                   一本だけ残った松 
  
 陸前高田では、勿論、松原だけでなく、多くの人が亡くなり、建物も被災したが、これを支援しようと、京都五山の送り火で、陸前高田の皆さんの思いを書き込んだ、松の木を燃やして供養する、との素晴らしい話が持ち上がり、準備が進められた、という。 以前、関西で仕事していた時に、五山の送り火を、京都市内の建物の屋上から見物した、忘れられない思い出がある。
 ところが、その陸前高田から届けられた松の木から、放射性セシウムが検出されて、二転三転のドタバタ騒動が始まり、結局、昨夜の送り火では、京都産の檜の木に、元の文言を書き写したものを燃やした、と言う。
 放射性セシウムが検出された木を燃やすことで、周辺に、死の灰が飛散することを、恐れたのだ。

 このニュースに心を痛めた、成田山新勝寺から、この9月の「おたき上げ」の時に、高田松原の松の木を燃やしましょう、と提案されたようだ。陸前高田の人達にとっては、著名な成田山で炊いて貰える、との歓びは、いかばかりだろうか。
 でも、その、新勝寺にも、“おたき上げで、放射性物質が飛散するのは、止めて欲しい”という抗議の電話が、多数、来ていると言う。
 新勝寺では、樹皮を剥いて燃やすので安全、としているようだが、それでも、万一、放射性セシウムが検出された場合は、燃やさないで、祭壇に飾るだけにするようだ。
 京都五山と成田山新勝寺とを、比較する訳では無いが、被災地に大幅に近く、自身も被災者とも言える新勝寺の気持ちは、伝わってくるようだ。
 福島第一原発から陸前高田市までの距離は、およそ、180kmも離れているので、心配する程の量の放射性物質は、飛散していないと思われる。かりに、検出されても、稲藁の時と同様に、表面に付着しているだけなので、樹皮を剥けば大丈夫だろう。

 スタンドから眺めている第三者の目には、京都五山周辺や、新勝寺周辺の住民が、余りにも神経質に写るのだが、いざ、自分が当事者になってみれば、その不安も当然だろう。
 放射線や放射性物質が、どの程度を越えたら危険なのか、誰にでも分る、明確な数字が示されていないだけに、不安だけが、膨れ上がるようだ。
 福島県だけでなく、東京都等、あちこちの自治体で、ごみの焼却で出来た灰に、放射性物質が含まれ、その処分に困っているのも事実であり、下水処理場では、放射性物質を含んでいる、汚泥の処理に困っている、現実もある。

 日本人には、お盆の季節では、「火」が大きな意味を持つのだが、燃やすだけが、鎮魂ではあるまい。被災者に対する、折角の、精神的な大きな支援なのだが、周辺住民の不安を無視しては成り立たない、ことも当然である。
 今回のニュースは、静かに、人と人との繋がりを見つめながら、放射線や放射性物質について、考え、知識を深める、契機の一つ、にしたいものだ。






















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熱中症の夏 その2

2011年08月13日 23時15分04秒 | 日記

2011年8月13日(土) 熱中症の夏 その2


 先日の8日は、早くも、24節気の立秋なのだが、このところ、真夏の暑さが、ぶり返してきている。各地で、最高気温が35度を超える猛暑日となっており、最低気温が、28.5度となるなど、厳しい状況である。熱中症予防のために出ている、「高温注意情報」も、赤信号の「危険」が多い。
 これだけ、騒がれているにも関わらず、熱中症で搬送され、死亡すると言うニュースもあるのは、残念だ。

 熱中症については、行きつけの医院での、先だってのヘルスケア講座を聴講した時の情報等を基に、当ブログで
     熱中症の夏 その1 (2011/8/3)
として、熱中症の症状の特徴や、熱中症に関連する人体の仕組み(体温、水分、塩分の調節機能)等について触れたところだが、今回は、その2、として、自分でもできる予防策に関して、理解できた範囲で、述べることとする。

○前回でも触れたが、熱中症に罹らないためには、消極的だが、
 ・炎天下での外出や、激しい運動を控える事
である。涼しい環境下で、無理をせず、十分な休養と、水分や栄養を摂る必要があるのは言うまでも無い。 そして、
 ・時により、外出したり、運動をする場合は、それなりの準備をする事
が欠かせない。
 通常の生活の中でも、発汗等で水分が必要となるのだが、この水分は、食事等で補われるとともに、適宜、水や茶で摂取されるので、大きな問題は無い。
 物の本や、ネット情報によれば、大人の場合は、
   人体が1日に必要とする水分  2.5l(リットル) 位
   人体が汗として出す水分    2.5l       
と、ほぼ、バランスしているようだ。  

 自分の場合、高齢者の一人としては、出かける時は、ペットボトル入りの飲料を携帯し、散歩の途中や、駅のベンチなどで、一口飲むのを、習慣にしている。
 また、夜中にトイレに起きるのが面倒なので、夜遅くの水分は控えたくなるのだが、睡眠中も汗をかくことから、就寝前に、水を少し飲むのは、有効のようだ。
 夏場は、夜間、トイレに立った時等に水を飲むと、結構、美味しいのだが、急に汗が出てくるので、控えたくなる。でも、人体の体温調節機能が正常な証拠、と考え、飲むこととしている。
 
○運動をして、大量に汗をかいた時等は、水分だけでなく、塩分もかなり失われるので、水分に加え、塩分の補給も重要となる。従って、この場合は、水や茶よりも、スポーツドリンクが良いと言われている。
 週1回、地域の小学校の体育館で、仲間と球技を楽しんでいるが、結構、汗が出る。 特に、夏分は、大量に発汗するので、飲み物の準備は欠かせない。高齢者が多いので、1ゲームが終わる毎に、短い「お水休憩」、を取るのが習慣になっている。 
 この場合、飲むのは、水や御茶でもいいのだが、ミネラルや糖質が入っているためだろうか、スポーツドリンクの方が美味く感じる。終了時は、汗びっしょりになったユニフォームを、下着ごと、取り替えることとなる。

 先日の、ヘルスケア講座での話では、スポーツドリンクには、一般的に
  ナトリウム  40~80mg/100ml  ≒重量比で、0.04~0.08%
  炭水化物    4~ 8g /100ml  ≒重量比で、4~8%
が含まれている、とあり、5~15℃位の冷たさがよく、冷たいほど吸収されやすい、との話であった。
 
 このスポーツドリンクには、多くの種類があるが、ここで、市販の、有名ブランドのスポーツドリンクに付いて、表示されている主な栄養成分を確かめて見た。
                        (100ml中の成分)
       カロリー   炭水化物・糖質  ナトリウム  カリウム
A品     19kcal   4.7mg       34mg    8  mg
B品     25      6.2         49    20  
C品     17      4.2          0    47.7

 殆どが、講座で聞いた範囲に入っているのだが、日頃愛飲している、Cには、ナトリウムが、全く含まれていないのには驚いた。 それが、特徴なのかもしれないが、大量発汗時の、塩分補給と言う点で、見直す必要があるようだ。

 先の講座では、スポーツドリンク相当を自分で作る場合について、以下のような数値を教わった。

                   容量表示       重量表示
  水(湯冷し)1000ml    =1000ml     ≒1000g
  食塩  小匙 1/2杯   = 2.5ml     ≒   3g
                   容量比0.25%   重量比0.3%
                  生理食塩水は0.9%
  砂糖  大匙 2杯(40cc) =  30ml    ≒   18g
                   容量比3.0 %   重量比1.8%
  レモン汁  適宜
この値を、容量表示、重量表示に、近似的に揃えて見ると、上の右欄のようになる。

 ここで示された飲料は、医療分野で、経口補水液(Oral Rehydration Solution:ORS)と言われるものと分ったが、熱中症になった時の治療等に使われるようだ。一般のスポーツドリンクと比べると、塩分は、多めで、炭水化物は、少なめ、になっているようだ。その内、作ってみたいと思っている。

○そんなに汗をかかない通常の生活で、水や茶でなく、スポーツドリンク等を摂り過ぎると、問題があるようだ。塩分過多になって、高血圧になりやすくなる、と言われる。
 一方、糖質過多になって、「ペットボトル症候群」という、急性糖尿病とも言える病気になるようで、先日のTV放送を視て、初めて知った病名である。 スポーツドリンクだけでなく、清涼飲料や、加工乳等、ペットボトルを手放さないのが習慣化しやすい、若者が多く罹る病気のようで、症状に付いては省略するが、ネーミングの面白さに、感心させられてしまった。

○通常の食品で、塩分を補給する方法として、ある日のTVで、和食系の 
   おしんこ みそしる うめぼし
がいい、とあり、すっかり気に入ったのだが、各々に、「し」が含まれていることから、自分は、3「し」と言うこととした。
 先ず、おしんこ だが、たくあん等を、ポリポリかじるのは、塩分が強いので、出来れば、浅漬けがいい。 適宜刻んだ野菜を、浅漬けの素と一緒に、ビニル袋に入れて、暫く冷蔵庫に入れておくと、サラダ風の浅漬けができる。
 特に夏場は、キュウリ、ナス、大根、人参等が出回っているので、これらを、大きめに刻んで塩揉みにし、つゆの素を加え、漬けもの容器に入れ、ギュッと締めて数時間置くと、程良い、しなやかさになり、味も滲みて美味しい、浅漬けができる。更に、大葉か茗荷か生姜等が入れば最高で、「香の物」という表現がぴったりである。

 みそ汁は、具は、豆腐、油揚げ、わかめ、大根、きのこ、ねぎ等、なんでもよく、カツオだしの利いた、温かいみそ汁の香りは、日本の味だろうか。夏向きに、冷やしみそ汁を考えて見たが、何とも、侘しい感じがするのだがーー。

 梅干しは良い。梅干しの酸っぱさには、防腐作用があり、アルカリ性なので、体にもいいようだ。うめ味噌を作って、キュウリに付けて食べると、手頃な酒の肴になる。 又、我が家では、夏場でも、焼いた切り餅を、とろろ昆布湯に入れ、醤油でなく、梅干で味を付けて、頂く事も多い。
 古い伝統食品の根強い人気は、健康食品として評価されているからだろうか。

○夏の暑さ対策は、今に始まった事ではないが、節電の夏でもあり、当たり前だった冷房が使いにくく、問題になっている。でも、我慢しすぎて、熱中症になってしまうと言うのは、本末転倒だろう。
 衣服の面でも、洒落た、クールビズスタイルが普及し、ワイシャツにネクタイという、これまでのワンパターンが、大幅に少なくなったのは、形式を重んじる日本人の風土としては、大きな変化だが、大歓迎である。
 最近、家人が、「サマースカーフ」なるものを、知人から頂いてきた。布地を丸めて、中に、高分子吸水ポリマーと言う、化学品の粉末を縫い込んだもののようだ。 暑い時に、これを水で濡らし、首に巻くのだ。予め冷蔵庫に入れて、冷やしておいてもよい。何度でも使える。
   
サマースカーフ                                    キャッチフレーズ

 人体の中で、首廻りは、冷やすと、最も涼しく感じる部位のようで、理にかなっているという。物は試しと、自分でも借りてやってみたが、結構、涼しく感じる。
 冷却スカーフ、クールスカーフなどとも、呼ばれて、多数の商品が出ているようだが、今夏の話題の一つであろう。





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