2025年6月3日(火) 備蓄米を巡って
先月、江藤農水大臣が更迭され、後任の小泉大臣が、連日、ニュースに登場している。
今回は、米問題をとりあげる。
- 江藤大臣の問題発言
上図の江藤大臣)が、佐賀市内での講演で、以下のように述べたという。
(参照:江藤農林水産大臣「米買ったことない」発言で責任取り 石破総理大臣に辞表提出 後任に小泉進次郎氏を起用 _ NHK _ 農林水産省.mhtml)
所管大臣としてのこの発言は、国民の気持を逆なでするものとして、各党の反発を買い、辞任する事態となった。 本人は、出身地の選挙区 宮崎2区では通じる、軽い冗談ばなしのつもりだったかも知れない。
- 米の生産農家数と生産量(下図)
棒グラフは、生産農家数で、折れ線グラフは、生産量である。
生産農家数は、高齢化に伴う後継者不足などで、急激に減少している。
また、生産量も、食生活の洋式化を反映して、漸減傾向だ。
◎価格の推移
小売物価統計調査のデータでは、下図のように、2024年7月頃から、急激に値上がりしている。
(参照;「全国のスーパーでお米5kg1袋の値段は?」小売物価統計調査による価格推移_日本の物価.mhtml)
少し前までは、5kg1袋が、2200円程度だったのが、2024年7月頃から、急激に上昇し、4300台になっている。
- 備蓄米制度と備蓄米の放出
政府は、備蓄米を保有し、干ばつ等の、緊急時に備える制度を創設している。
この制度は、1,995年(H8年)に発足した。
備蓄量は、毎年、30万トンを、新しいものを加えている。
玄米で保存し、小売り段階で、精米している
先述した、米価の異常な上昇を受け、政府は、備蓄米の放出を始めている。
当初は、入札で業者を決めたが、価格を抑えるために、随意契約にしたが、業者からの反響はいいようだ。
米価を引き下げる効果が現われ鵜までには、しばらく時間がかかるという。
- 今後の農政
日本の食料安全保障の柱のひとつは、主食の米だ。
前出の、米の生産農家数と生産量の図のように、米作を守り、米離れを防止しなければならない。
今回の高騰した米価は、生産者側からみれば、妥当な値とも言われる。
農家の経営を、どのように成り立たせていくのか。小泉農相の、端切れの良い政策が期待されている。
(参照:【解説】自称“コメ担当大臣”小泉・新農水相のポテンシャルやいかに?今後の農政・政局含め専門家が詳しく(Daiichi-TV(静岡第一テレビ)) - Yahoo!ニュース.mhtml)