本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

ルイ16世の処刑

2018-01-21 09:26:06 | Weblog
 今日はフランス国王ルイ十六世が処刑された日とある。1793年のことだ。39歳だったから今のマクロン大統領と年恰好は同じですな。

 アレクサンドル・デュマの『93年のドラマ』によると、その前夜の夕食の時、テーブルの上にナイフとフォークを置いていなかった。ルイ十六世は「自殺を図るほど意気地のない人間だと思っているのか」と語ったとか。
 ルイ十六世の死刑判決が確定して誰よりも気が動転したと思われる人物がいた。シャルル・アンリ・サンソンのことである。死刑執行人を務めるサムソン家の四代目当主である。
 
 前段落は『死刑執行人サムソン』サブタイトル―国王ルイ十六世の首を刎ねた男から仕入れた。集英社新書のこの本なかなか面白かった。