本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

電気料金うなぎのぼり

2018-01-26 09:22:53 | Weblog
 九州もこの冬は寒い。12月の上旬からの1か月の電気代は4万円超えた。主としてエアコンや電気暖房器具の使用によるものだ。
 1月に入ってますます寒いから電気代でびくびくしている。だからと言って、石油や灯油の暖房器具を使う気はない。環境保全に協力しているわけではない。火の不始末のリスクが高いと思っている。

 そもそも、首都圏に住んでいたときに石油やガスのファンヒーターや使ったことがない。マンションは気密性が高いこともあって、その必要性がないのだ。
 今、住んでいる木造家屋は築百年近い。一部はリフォームをしたが、古い家は気密性に大いに問題ある。

 私とかみさんは家庭内別居みたいなもので、私は二階にこもり、かみさんは一階で猫と過ごす。リビングで団らんというわけではないから二か所でエアコンや電気ストーブがフル稼働している。

 あとひと月ちょっとの辛抱かな。

年間のレンタルDVD本数

2018-01-25 09:12:31 | Weblog
 昨年1月からの洋画のレンタルDVDは、年末まで234本も借りている。この他にも「プリズンブレイク」と「24」のTVドラマもある。これだけ借りていると凡作、駄作もある。

 みっともないが、前に借りて観たのにまた借りてくるという認知症的失敗もある。むろん、本数には参入していないが、レンタル費用は増えている。ツタヤの得意客だろう。
 
 記録リストには、タイトルの後ろにDM(ドラマ)、MS(ミステリー)、AC(アクション)、WA(戦争)、SFのジャンル別略語を付している。ホラーは観たくないから借りない。コメディもいくらかあるが、数が少ないのでドラマに内包させた。西部劇はアクションに入れた。
 そのジャンルではアクションものが多い。そもそもアクション映画の制作が一番多いのではないか。
 今年もゲップがでるほど借りるだろう。そのためテレビ番組はあまり観ない。ただ、BSプレミアムの番組で関心のある映画があれば録画する。

 ブログのタイトルは「本と旅とやきもの」だが、今や「本と洋画」の生活にどっぷり浸かっている。

柴五郎の回顧録

2018-01-24 09:05:15 | Weblog
 「ある明治人の記録」という本を読み始めた。副題に「会津人柴五郎の遺書」とあとおり、柴五郎の回顧録である。

 まだ、ほんの数ページしか読んでいないが、冒頭にある次の一文だけでもその怒りがわかる。
 「郷土会津にありて余が十歳のおり、幕府すでに大政奉還を奏上し、藩公また京都守護職を辞して、会津城下に謹慎せらる。新しき時代の静かに開かるるよと教えられしに、いかなることのありしか、子供心にわからぬまま、朝敵よ賊軍と汚名を着せられ、会津藩民言語に絶する狼藉を被りたること、脳裡に刻まれて消えず」
 
 この柴家の家族も、以前に述べた西郷頼母家の家人同様に自刃している。祖母、母、兄嫁、姉、妹(七歳)の五人である。
 
 これも明治維新の負の面である。

上野の西郷像の視線

2018-01-23 09:15:07 | Weblog
 観てもいない「西郷どん」だが、上野の西郷像の話を見つけた。ある測量技師が書いている。その話題の所どころからつまみ食いする。

 西郷像の視線はどこを向いているか調べたという。毎年、鳩の糞で汚れた西郷像を洗浄する団体からの依頼とか。この団体のメンバーの多くは西郷南洲を崇敬する鹿児島出身の人たちらしい。
 それまで、西郷像の視線は、はるか故郷の桜島をのぞんでいるという説が有力のようだ。しかし、測量で割り出したところ、房総半島の白浜あたりを過ぎて、その先の太平洋を睨んでいることが判ったそうだ。

 有力説とは方向が違うので、団体の代表に話すべきか最初は逡巡したとある。薩摩方面をのぞんでいないとがっかりすると考えたようだ。
 ところが、代表は納得して、こう言ったそうだ。
 「西郷どんの気持ちになれば、鹿児島を向いておらんのは、当たりまえでごわす。一蔵(大久保利通)と顔を合わしたくなかとですよ」言うまでもないが、鹿児島市には大久保利通の像も建っている。

 西郷と大久保の関係を話すこともないだろう。

パスポートの期限

2018-01-22 09:20:48 | Weblog
 パスポートの期限が到来する。
 この10年間で渡航したのは数回の韓国だけ。なにしろ足代は東京行き便より安いのだ。JR九州高速船の格安を利用すれば釜山までの往復は1万円だった。サムゲタンやコムタンやカムジャタンを喰いたいときに出かけた。それにいけすから選んだ丸まる一匹のカニに満足したものだ。ついでながら、生きていないカニの数え方は一杯、二杯というようだ。 
 しかし、韓国行きも7年前にぷっつり途絶えた。ひとつは飽きた。もうひとつは慰安婦問題の執拗さに不快になったから。

 ということで、本格的な渡航は、ポルトガルとギリシャに出かけた2001年以後にはない。
 カネと体力の課題から個人旅行はほぼ不可能になった。43か国の渡航歴でおしまいだろう。定番の行く先であるエジプトとトルコにはとうとう行きそこねた。