月刊誌で知ったのだが、幕臣だった人が明治に入ってから書いた本(『醇堂叢稿』)があるそうだ。その本によると、旗本や御家人には、当主が死亡したのに生きているように偽って俸禄をもらい続けていた例があるとか。
武士道の「恥」を忘れたサムライは、昨今の死亡届を出さず年金を詐取する遺族と同様だというわけだ。
それにしても解せないのは、なぜ、公儀に家督相続の届け出をしなかったのですかね。
大名の場合、藩主が急逝して世継ぎがいないと断絶になる。そこで、病気中の届け出をして、その間に、たとえ血縁の薄い分家からでも候補を選んで養子の届け出をしたそうだ。これならわかる。
旗本でも病気と偽って、嗣子や養嗣子をすばやく届ければよいと思うのだが。
この本、当てにならない。
武士道の「恥」を忘れたサムライは、昨今の死亡届を出さず年金を詐取する遺族と同様だというわけだ。
それにしても解せないのは、なぜ、公儀に家督相続の届け出をしなかったのですかね。
大名の場合、藩主が急逝して世継ぎがいないと断絶になる。そこで、病気中の届け出をして、その間に、たとえ血縁の薄い分家からでも候補を選んで養子の届け出をしたそうだ。これならわかる。
旗本でも病気と偽って、嗣子や養嗣子をすばやく届ければよいと思うのだが。
この本、当てにならない。
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