本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

購読新聞の推移

2010-10-05 11:59:42 | Weblog
 郷里にいた頃は地方紙(県紙ともいう)を読んでいた。親が購読していたから選択の余地がない。
 長じて、都会に出ると購読は全国紙になるが、最初は朝日新聞。大雑把に新聞の論調を右寄り、左寄りに分けると、若い時分は左寄りの志向になるのだろう。

 ある時から毎日新聞に替えた。かつては大新聞だったが、朝日と読売の狭間で苦戦していたので同情もあったが、将棋名人戦の掲載棋譜が魅力であった。

 今は、九州のブロック紙と読売新聞になった。ブロック紙はかみさんの希望だ。九州生まれには昔から馴染みがあるようだが、こちとらにはない。それで、もう一紙は読売になった。年を取ると右寄りになるようだ。それに毎日は将棋名人戦を朝日に掠め取られ、魅力が半減した。

 先日、読売のOBと話をした。そのOBは、高校生は朝日を読めと薦めているという。大学入試の4割は朝日の記事から出題するからとか。それが本当だとして、記事を読んでも合格するわけでもあるまい。そもそも高校生は新聞なぞ読まなくなったのではないか。

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