本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

議員宿舎

2007-04-19 16:43:42 | Weblog
 ある新聞の社説で、例の豪華格安の新築衆院議員宿舎について論じていた。ひとつ気になることがあった。「議員宿舎がだめと言うのは、都内に家を持てる金持ちでないと国会議員になれないと言うのに等しい」という議員の声を紹介していた。
 
 言うまでもなく衆院の任期は最長4年だ。連戦連勝を前提としているのであれば驕りではないのか。話を変える。議員宿舎がだめだというのではない。民間家賃の相場との著しい格差を問題にしているのだ。議員は格差問題を取り上げながら、この件をすっぽり抜かしている。
 それだけではない。今までも青山の議員宿舎を空室のまま放置している。換わりに民間の高級マンションに格安賃借で入居し、その差額を国に負担させている。一方、議員には月額百万円の文書通信交通滞在費が支給される。ちゃんと滞在費とある。税の二重負担である。まことに嘆かわしい。

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