本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

有田焼見物

2006-06-29 11:23:58 | Weblog
 梅雨時の晴れ間に、思い立って有田に出かけた。ご存知有田焼(伊万里港から輸出されたので伊万里焼と言われるほうが名高い。)のふるさと。ここ九州陶磁文化館の柴田コレクションはつとに有名だ。江戸初期から幕末までの有田の陶磁器一万余点。ただし、展示は数百点だが。以前に柴田コレクションの全八冊を購入していたので、その実物を見に行ったわけ。
 ところが余り感慨が湧かない。写真で見ていたせいか、展示にさらされているせいか。ついでを言えば、世間に知れ渡ることを「めあか(目垢)」が付く」といい、その反対を「うぶ(初心)」というが、展示品まで「めあかが付く」というかどうかわからない。
 多分、歳を取って興味が失せてきたというのが的を射ているのだろう。
 

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