本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

年賀状配達バイト

2019-01-03 09:44:24 | Weblog
 市内の神社で初詣。昨年に買った「家内安全」のお札は、安全を吸い尽くしたわけだからそれを護摩焚きに回して、本年の「家内安全」のお札を買う。神仏に関心がないが、年頭の欠かせない作法みたいなものだ。

 話は変わる。高校生のとき年賀状配達のアルバイトをした。家から近い通学路の三つほどの町の家々に配る。
 普段、その地区の配達担当のおじさん(かの時代は配達夫と言っていた)が道順どおり配れるように年賀状をそろえてくれた。年賀状が来ない家はなかったから宛先探しに困ることはないのだ。

 その年賀状を入れた郵便配達専用のでかいカバンを自転車の荷台に置いて歩いた。「郵便です」と玄関を開けた。その頃、郵便ポストがある家は少なかった。
 ある店舗で年配の女性からご祝儀をいただいた。そういう時代だった。局に戻って担当おじさんに報告すると、「もらっておけ」。

 このバイト料でタイプ印刷の自費出版をした。地元の新聞社に送ると「高校生の自費出版」の見出しで小さな記事にった。

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