本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

ワイト島

2006-07-21 15:16:24 | Weblog
 本を読んでいると、時に訪れたことのある土地が出てきて楽しい。
 ピーター・ラヴゼイの小説(どれも一級品だ)に「ソレント海峡の10マイル向こうにあるワイト島」とあった。別の本では、題名を忘れたが「ワイト島はラテン語で人間という意味だ」とあった。
 そのワイト島が懐かしい。イギリス南端に浮かぶ縦22キロほど、横40キロほどの島だ。島に渡る本土側の港は四つあるようだが、ロンドン、ドーバー方面からはポーツマス港、バース、ブリストル方面からはリミントン港が便利だ。
 
 ベルギーからドーバーに渡り、ここでレンタカーを借りた。ルートA2でカンタベリーに寄り、引き換えしてA20、A259、A27などを走って、ポーツマスからフェリーに乗った。ワイト島の観光見所は省略するが、翌日、バースに向かうためリミントンに渡ろうとフェリーポートに行ったところ、予約なしでは乗れない。キャンセル待ちなんぞも期待できない。そもそも運行便も限られていた。もう一泊もバカらしいので、ポーツマスに渡るフィシュボーンー港を目指した。こっちはスイスイ乗れた。結局、島を一周したのであります。
 
 ところで、イタリアでもないのにソレント海峡とはこれ如何だ。またラテン語で人間とはどんないきさつか。きっと、ローマ軍団が攻め込んだ名残りでしょうね。

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