本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

三代目と八代目

2022-02-13 08:44:59 | Weblog
 「鎌倉殿の13人」はいかがですか。私は観るつもりはありませんが。
 この13人とは、頼朝の息子頼家は力不足だから御家人13人の合議制をとったのですな。そのメンバーは『文藝春秋』の二月号の本郷夫婦の対談にありましたよ。

 ところで、幕府は鎌倉幕府、室町幕府すこし飛んで江戸幕府となりますが、この三幕府に共通の事実がある。歴史は繰り返すものか。
 
 それは三代目と八代目が共通して歴史的貢献が大きいのだ。つまり、優れている人物たちといえる。
 鎌倉幕府三代目の北条泰時は御成敗式目を定めた。八代目の北条時宗はご存じ蒙古来来襲を退けた。
 
 室町幕府三代目の足利義満は承久の乱を制し、南北朝合一した。金閣を建て、華やかな北山文化を拓いた。八代目の足利義政は銀閣を建て、なんといってもわびさびとよばれた東山文化を繁栄させた。枯山水庭園なんぞ風雅だ。竜安寺の石庭もそうだったか。

 江戸幕府の三代目徳川家光と八代目徳川吉宗のことは語るまでもないだろう。