よく「てにをは」の使い方がどうかといわれる。要するに助詞・助動詞が正しいかどうかということだ。
正方形があるとする。左下のコーナーが「て」、次に左上のコーナーが「に」、横に移動して右上のコーナーが「を」、下って右下のコーナーが「は」に位置する。
この左下から時計回りに読んで「てにをは」となる。
右上と右下の辺の一点に「こと」がある。他の辺にもそれぞれ助詞はあるのだが省略する。とにかく、右上の「を」とこの辺の「こと」をあわせて「をこと」点という。これが「てにをは」の別称になる。
漢文では基本的に助詞・助動詞はない。読みには訓点が欠かせない。それがレ点などの返り点や「てにをは」の点である。
たとえば、「山」という漢字の左上に黒点がつけば「てにをは」の「に」に当たるので「山に」と読み、同様に右上に黒点がついていれば「山を」と読む。
この黒点の位置がおかしいと「てにをは」の使い方が誤っているとなるわけだ。
正方形があるとする。左下のコーナーが「て」、次に左上のコーナーが「に」、横に移動して右上のコーナーが「を」、下って右下のコーナーが「は」に位置する。
この左下から時計回りに読んで「てにをは」となる。
右上と右下の辺の一点に「こと」がある。他の辺にもそれぞれ助詞はあるのだが省略する。とにかく、右上の「を」とこの辺の「こと」をあわせて「をこと」点という。これが「てにをは」の別称になる。
漢文では基本的に助詞・助動詞はない。読みには訓点が欠かせない。それがレ点などの返り点や「てにをは」の点である。
たとえば、「山」という漢字の左上に黒点がつけば「てにをは」の「に」に当たるので「山に」と読み、同様に右上に黒点がついていれば「山を」と読む。
この黒点の位置がおかしいと「てにをは」の使い方が誤っているとなるわけだ。