本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

アウシュビッツ強制収容所

2015-01-31 09:29:10 | Weblog
 アウシュビッツ解放から70年になる。その追悼式典が報じられていた。
 この強制収容所には一度は行くべき所だろう。ただし、凍りつく思いをするので二度と訪ねる気になれない所である。
 
 ほぼ解放60年に当たる94年に行った。
 小部屋ほどのガラス展示ケース(正確な用語は知らない)では、旅行カバンのケース、頭髪のケース、メガネのケースなどの遺品に分類され、それぞれがケース一杯に詰まるほどの膨大な数である。あの頭髪の量からン十万人分はあるのではないか。絶句した。

 それらの陳列ケースを撮っている日本人がいた。現地に来たという記念のつもりか、帰国後人にその凄まじい光景を伝えたいためか。
 どちらにしても正常な神経の持ち主ならば、とても写真に撮れるものではない。