ノーベル物理学賞を受賞した中村修二教授が下村文部科学大臣と面会して、英語教育の重要性を強調したようだ。
日本文学研究者として名高いドナルド・キーン氏は、小学生から英語が推奨され、自国語(つまり日本語)の教育を圧迫している、と嘆いている。
中村教授は日本生まれで今はアメリカで生活、キーン氏はアメリカ生まれで今は日本で生活(ついでに言えば日本に帰化している)、まことに好対照だ。
グローバル人材の育成では中村教授の主張にうなずく人もいるだろうが、その弊害を指摘するキーン氏に賛同する人もいるはずだ。
立つ位置によって英語教育が賛否に分かれる。いや、正論はひとつとは限らないということかもしれない。
日本文学研究者として名高いドナルド・キーン氏は、小学生から英語が推奨され、自国語(つまり日本語)の教育を圧迫している、と嘆いている。
中村教授は日本生まれで今はアメリカで生活、キーン氏はアメリカ生まれで今は日本で生活(ついでに言えば日本に帰化している)、まことに好対照だ。
グローバル人材の育成では中村教授の主張にうなずく人もいるだろうが、その弊害を指摘するキーン氏に賛同する人もいるはずだ。
立つ位置によって英語教育が賛否に分かれる。いや、正論はひとつとは限らないということかもしれない。