2回ほど修理した耕運機がまたこわれた。中古品は安物買いのなんとやらとなる。どうせ作物づくりをやるつもりがないので放擲した。
畑は雑草だらけ。しょうがないから草刈りはするが、土はガチガチに固くなって、耕作放棄地と化している。これでは畑は泣く。
そこで、一念発起して野菜を作る気になった。
小型ではあるが耕運機を買って、早速、敵に遭ったように土の掘り起こしに取りかかった。黒々とした土に戻って畑は生き返ったようだ。
春に備えてこれから苦土石灰や有機肥料を施すつもりだ。
ただ、気がかりがある。鹿が出没するのだ。二日前には四匹の若そうな鹿が裏山にいた。
山から下りて来ないように柵を設けている。通り道になりそうな穴は塞いだはずだが、畑にもフンがある。一体、どこから侵入するのか見当もつかない。
よもや鹿に悩む余生になるとは思わなかった。
畑は雑草だらけ。しょうがないから草刈りはするが、土はガチガチに固くなって、耕作放棄地と化している。これでは畑は泣く。
そこで、一念発起して野菜を作る気になった。
小型ではあるが耕運機を買って、早速、敵に遭ったように土の掘り起こしに取りかかった。黒々とした土に戻って畑は生き返ったようだ。
春に備えてこれから苦土石灰や有機肥料を施すつもりだ。
ただ、気がかりがある。鹿が出没するのだ。二日前には四匹の若そうな鹿が裏山にいた。
山から下りて来ないように柵を設けている。通り道になりそうな穴は塞いだはずだが、畑にもフンがある。一体、どこから侵入するのか見当もつかない。
よもや鹿に悩む余生になるとは思わなかった。