本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

犯罪小説

2010-08-12 11:35:44 | Weblog
 推理小説といえば、単に謎解きのウエイトが高いように思う。ジャンルの大きな括りでは犯罪小説というべきだろう。そして、その中核が何かによって、たとえば探偵もの、警察もの、法廷ものになるのではないか。犯人捜しの謎解きは探偵小説の中身の一分野に過ぎない。と、私は勝手に定義付けている。
 ほかにも、麻薬、テロ、暗殺など大掛かりな国際的事件をネタにした犯罪小説もある。これには、元CIAやら元海兵隊などマッチョな主人公が活躍するわけで、どちらかといえば冒険小説に含めてよいのではないか。

 前置きが長くなった。
 毎日、犯罪小説2冊と冒険小説2冊の計4冊を交互に、1冊につき20頁程度を読んでいる。読み終わると、またその種の小説を追加する。こういう読み方は邪道かもしれない。しかし、歳を取ると、少なくとも私は一気呵成に読む気がなくなった。一点集中より目先を変えたパラレル読書が性に合う。
 最近、物忘れが激しいのだが、今のところ、本に関しては前日までの読みかけのストーリーがうまくつながる。このつながりがプツンすれば、記憶減退のバロメーターになる。
 と思って、邪道の読み方を続けていることでした。