本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

長寿者何処へ

2010-08-06 14:55:42 | Weblog
 歳を取ると何かにつけ億劫になる。そうこうするうちボケが始まる。医者に診てもらおうと出かける。足腰が弱っているのでつい転ぶ。この暑さに熱中症になる。
 これが老齢化「たちつてと」。すなわち、怠惰、痴呆、通院、転倒、頓死である。それでも、家族が見守っていればよい。

 昨今は、生死不明の百歳以上の長寿者が多いようだ。もっとも、この長寿は、生きていると仮定しての戸籍上の年齢である。生誕百年を迎える人は滅多にいると思えない。
 これを放置していた行政にあきれる。民生委員にだけ年寄りの状況をフォローさせるのは酷であろう。かみさんが民生委員の要請を受けて断わった。正解かもしれない。

 話を戻すが、行政は90歳以上の高齢者の状況も把握しておいたほうがよいのではないか。百歳から突然所在がわからなくなるはずはないのだから。