本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

日韓併合

2010-08-03 10:16:55 | Weblog
「もはや戦後ではない」が流行語になったのは1956年(昭和31年)だった。これは負の歴史遺産から脱却していくポジティブな言い回しだろう。この先も、戦後「ン年」になるとは言うだろうが、ネガティブな太平洋戦争勃発から「ン年」になるとは言うまい。

 さて、今年は日韓併合から百年の節目という。こんな負の歴史遺産を起点とする自虐的な言い回しに不快だ。そのため、韓国は再びお詫びを求めているようだ。
 併合は日本の敗戦と同時に終わった。だから、日韓併合の終焉から65年の節目になるといってほしいものだ。そうでなければ両国の未来志向につながらない。

 台湾も1895年に統治が始まった。しかし、「統治ン年」といった話を聞いたことがない。