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ごちゃ混ぜ日記

仏像展

2015-02-07 14:12:13 | 趣味

現在、国立博物館で開催中の特別展「みちのくの仏像」を見に行ってきました。

上野は2年ぶり。

昨日の金曜は、平日でも天気が良かったせいか、修学旅行のグループ、外国人旅行者、熟年世代の人々で賑わっていました。

上野は一年中賑わっているのかもしれませんが・・・

お目当ての仏像展は事前学習したせいか、例えば・・・

「仏様の着衣の薄さ、アクセサリー、裸足か隠しているかで作られた時代がわかる」

「仏像の位は一位が如来様、ついで菩薩様、次は明王、そして天(阿修羅)」・・・

よりじっくり鑑賞し、従来より理解も出来たと思います。

東北三大薬師、岩手・黒石寺の薬師如来像は眼力が強く厳しい表情です。

貞観11年(869)に東北を襲った地震より7年前に造られたものとか。

1000年に1度の大地震を2度も経験した仏様は、これから先もずうっと人々の支えになるのでしょう。

今回の展示は東北6県、13のお寺からの出展です。

本来は、各お寺で鎮座しているお姿を見るのが理想ですが、現実には難しい。

国宝と重文の仏様が一堂に会したこの機会は貴重です。

美術館、博物館等の文化施設がある上野が、唯一北への発着所だった頃、

父が上京の度に上野で時間を費やしたのは、この様な機会が多々あったからでしょう。

改めて上野の魅力を再認識し、西郷さんに会ってから帰路に着きました。

 

コメント
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