イタリアのアカデミー賞と言われるダビッド・ディ・ドナテッロ賞で、作品賞、監督賞、音楽賞をはじめ
6部門を受賞した映画「顔の無い鑑定士」を見て来ました。
映画好きの私というのに、何と去年9月以来の映画鑑賞です。
「お勧め映画」と友人に聞いたので調べたら、都心まで行かないと上映館が無い。
いつもの映画館は、徒歩圏内なので電車で行くのは億劫でしたが、日比谷まで出かけました。
ところが当劇場のチケット売り場には指定席完売のお知らせが・・・
驚きです!
「レディースディ」とはいえ、平日の映画館なんてどんな時間帯でも、余裕で入れると高をくくっていたから。
このまま帰るのも癪だし、次回の上映まで4時間近くあるので迷いましたが、結局チケットを購入。
食事、皇居周辺の散策、喫茶と時間つぶしも大変でした。
さて肝心の映画は、ストーリーの充実した内容と鑑定士役(主人公)の演技は真に迫ったもの。
初老の男の悲哀を見事に演じていました。
およそ300席はあるここが、満席近かったのがうなずけました。
派手なアクションとCGを駆使したハリウッド映画に見飽きた私にとって、刺激ある作品でした。