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ごちゃ混ぜ日記

梅雨明け

2010-07-17 19:00:17 | モブログ

17日午前、九州北部、四国、中国、近畿、東海、北陸、関東甲信で梅雨明けしました。

午後18:54の撮影。

久し振りに富士が茜雲の中に現われました。

いよいよ夏本番です。

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藤沢映画

2010-07-17 15:58:23 | 趣味

映画「必死剣 鳥刺し」を見ました。

藤沢周平の作品は結構読んでいます。

庶民や下級武士の哀歓を描いた時代小説作品を多く残し,

とくに、架空の藩「海坂藩(うなさかはん)」を舞台にした作品群は有名です。

今回も海坂藩のお家騒動が背景で藩主の愛妾を刺し殺すシーンから始ります。

原作は淡々と進んで行ったのに、やはり映像となると監督の想いが

一面に映し出されインパクトのある作品に出来上がりました。

気に入ったシーンは自然の移り変わり。

背景は山形の月山でしょうか、美しい四季の変化は映像ならではのこと。

村の子供に、もち網でスズメを採ってやるシーンはタイトルの「鳥刺し」の伏線か。原作にはありません。

又、原作では姪との関係が、さらっと描かれていますが、

わざわざ映像で見せた今回のシーンは藤沢文学には不要です。

なんと言っても見せ場は、最後の数十分の殺陣です。

タイトルの「必死剣鳥刺し」を見せてくれましたが、臨場感溢れる画面で血なまぐさい思いをしました。       

その残忍さは思わず目を覆いたくなるほど。

主人公の三左ェ門は「醜貌の持ち主で、顔色は黒く、額がやや突き出て、

鬢の毛ははげ上がっていた。」とありますが、

豊川悦司演じる三左ェ門は格好良過ぎです。

それだけに鬼気迫る演技は圧巻でした。


 

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