正座をすると右膝に違和感があると思っていたら、間もなく正座が出来なくなりました。
こうなる前に思い当たることが一つ。
テレビを見ながらストレッチをするのが習慣で、膝を曲がりにくい方へ無理に押し付けていました。
そうすることによって、少しは柔軟な関節を得られるのでは、と期待していたのです。
痛みがありましたが、連日構わず続けました。
今更ながら考えると、膝は悲鳴を上げていたのですね。
湿布で様子を見ていましたが、埒があかず、思い切って整形外科で診察を受けてきました。
左右の膝のレントゲン写真を各2枚づつ(疾患のある膝とそうでない方の膝を比較できないからと)撮った結果は・・・
痛んだ膝の模型を見せてから説明に入った医者は
「加齢と共に半月板が減って来ますが、あなたの場合はそろそろ前兆が見えはじめています」
「ヒアルロン酸の注射はかなり楽になりますよ。保険も利くし注射が苦手の場合は別として」
高額の薬なのか、注射は痛いからどうしょう・・・と考えている間にブスッと注射針が挿入されていました。
早い話が患者の意思も確認せずに治療されたのです。
他に内服薬や張り薬もあるのに、余程治癒に自信のある治療薬なのか、あるいは点数の高いそれなのか疑問が残りました。
支払いは、心配したほど高額じゃなかったのでホッとしましたが、今時のインフォームド・コンセントとは程遠い対応でした。
たかが膝とはいえ治療を受ける患者には違いありませんから。