今日は「昭和の日」。
聞きなれないはずです。去年までは「みどりの日」でしたから。
さかのぼれば「天皇誕生日」でした。
物心ついた時から4月29日は天皇誕生日で休日。
当時の市電やバスには日の丸の旗が飾られていたものです。
最近までは祝日の朝刊にも日の丸が印刷されていた記憶が
あるのですが、今朝目にした新聞にはありませんでした。
日の丸にはちょっとした思い出があります。
私の父は教育者で、それはそれは幼心にも厳しく恐い父でした。
祝日になると国旗を飾るのは、私達子供の仕事。
当時、門柱に国旗を飾っている家は珍しく、子供心に
ちょっと気恥ずかしい気持ちもありましたが
今になって思えば、親としての教育の一環のつもりだったのかもしれません。
時代の流れでしょうか、いつの間にか強いられることもなくなり、
父自身が飾っていたのか止めたのか定かではありませんが、
我が家から国旗掲揚はなくなりました。
TVで観るサッカーの国際試合とオリンピック競技時以外は
身近で目にすることもめっきり減りましたが、
私にとって父の思い出と共に生きているのです。
久し振りの陽気、日中は暑いくらいの天気の中、
ベランダに色を添え始めた花々です。
ミニバラは秋の剪定が功を奏したせいか沢山の蕾を付けました。
サルビアとセージが咲き始めています。
そしてアマリリスも蕾が伸びてきました。