『もう一度 初めから やり直してください』

街の中心部からは　やや離れた大型ショッピングセンターへ行って来ました。
主目的であるカメラ店での用事を済ませましたが、次のバスの時刻までは、
１時間弱　間があります。
昼食には早めでしたが、まずは「うどん」を食べました。
バス時間までは、まだ２０分ほど待たねばなりません。

食品売り場を覗きましたら、けっこう　お安い金額です。
時計を見ながら、肉、野菜、パンなどを買い求めてレジへ。
さて、レジで購入金額を払おうとしましたら、そばに据えられている「支払い機」？で支払う様に
との指示がありました。
お財布から　お金を出して払う態勢でいましたので、かなり慌てました。
時計を確認しながら、指示に従って該当する文字を選んで行くのですが、焦っているもの
ですから、不要な文字を指してしまったり、を　何回も。
〈もう一度　初めから　やり直してください〉
と、「支払い機」からのメッセージが文字と音声で出されます。
私の後ろには数人の支払いを待つ人が並んでいて・・・・・・
焦りのボルテージはドンドン高進・・・・・・
入れた紙幣が　詰まって・・・・・・

ついに、店の係員の　お世話になって支払い終了。
さて、残り時間は５分。
肉を買いましたので、保冷用の氷も入れなければなりません。
備え付けのビニール袋に、砕氷保管庫から氷を掬い取って入れましたが、袋の口を
しっかり閉めなかったものか、パラ　パラ　バラ　バラ　という音と共に氷がフローリングの
広範囲にこぼれ落ちて・・・・・・・・・

また係員が来て、
「ダイジョウブデス　ダイジョウブデス」
との声も耳に入りません。
新しいビニール袋に氷を詰め込んで、小走りでバス停に立った時、バスが来ました。

ホトホト疲れ果てて帰って来ました。
新しい事には、すぐについては行けなくなりました。
若い方が見ていたら、きっと「お笑いもの」、あるいは「舌打ちもの」だったでしょう。

《ローソンは４日、ⅠＴや人工知能（ＡＩ）を活用した次世代型コンビニの実験施設「ローソン
イノベーションラボ」（東京都港区）を報道陣に初公開した。
人手不足対策として代金の支払いを自動化するなど新技術の検証を進め、
２０１８年春にスマートフォンを使って自身でモバイル決済するサービスを導入、
深夜帯のレジ無人化を始める。》
と、先日報じられました。
ダメ　ダメ　ダメ、私は絶対に利用しません。

真夜中に何かを買う、ということなどは　まずありませんが、真夜中に支払機の操作が
うまくできなくなったら、パニックもいいところ、血圧まで上がってしまって、救急車騒ぎに
なりかねません。

やっぱり、ついていけないことが日増しに増えるばかりです。
私は、買い物は　やっぱり店員が居る店で買うことに。
ト　ホ　ホ　ホ　ホ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈ゴマメのばーば〉