ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

涼しい風が・・・

2021-09-01 07:43:46 | 日記
9月に入りました。
昨日は晴でしたが湿度が低く、30度近い気温でも過ごしやすい一日でした。
まだ、体調は元に戻れていませんので、何事につけ消極的と言うかマイナーな発想になりがちです。
〈体調が元に戻る〉といっても、もう若い年代ではありません。
快方に向かったとしても、徐々に出来得ることは少なくなっていくのでしょう。
これも、仕方のないこと、受け入れて行くことなのでしょう。

教会で用いる「子どもさんびか」に次の様な歌詞の讃美歌があります。
 1 「どんなにちいさい ことりでも      
   かみさまは そだててくださる」って、
   イェスさまの おことば。    

 2   「なまえもしらない 野のはなも
    かみさまは さかせてくださる」って、
   イェスさまの おことば。
         
 3 「よいこになれない わたしでも、
   かみさまは あいしてくださる」って、
   イェスさまの おことば

年を重ねて、齢(よわい)84歳。
幾つかの時代を生きてきて、それなりの経験から学び得たことなどはあるような気がしていても、神さまの目からすれば、子ども同然に違いありません。
口ずさんでいますと、自分が、おさな児になった気がして来て心が休まります。
讃美歌を歌いながら、子どもにかえった気がしていました。

夕方、ちょっとだけ散歩に出ました。
すぐ近くの団地内にある公園まで。
公園のベンチ脇に立ち止まって眺めたのは、樹木の梢だけではなく、来し方のことや、こころの裡だったかもしれません。
そして、「得たもの」とは、また「失ったもの」でもあるかもしれないと。
そして、また、「失ったもの」は、「新しい出発点」であったことなども。
涼しい風が吹いていました。
雑草の中では、虫たちが秋を告げていました。

  『悔いるこころの曼珠沙華燃ゆる』
  『さて、どちらへ行かう 風が吹く』
                  山頭火

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3 コメント

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少し涼しい風が・・・ (むらながちとせ)
2021-09-01 20:31:05
9月の福島は涼しいことでしょう。
9月と言えば、福島にいた次女の連れ合いがなくなって
病気の義父を抱えていたので、2ケ月ぐらい滞在しました。30代の娘をそのまま置いて帰れなくて、義父を老人ホームに入れるためにあちこち駆け回りました。
色々な方の助けを借りて、無事三春の老人ホームにあづけることができ、娘を連れて帰りました。
滞在中何度も会津方面に出かけました。裏磐梯が紅葉するころまで・・・。もう20年近く前の話です。義父もなくなり、ご縁が切れて福島に行くこともなくなりました。思い出すのは岳温泉――よく通いました。
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少し涼しい風が・・・ (むらながちとせ)
2021-09-01 20:31:06
9月の福島は涼しいことでしょう。
9月と言えば、福島にいた次女の連れ合いがなくなって
病気の義父を抱えていたので、2ケ月ぐらい滞在しました。30代の娘をそのまま置いて帰れなくて、義父を老人ホームに入れるためにあちこち駆け回りました。
色々な方の助けを借りて、無事三春の老人ホームにあづけることができ、娘を連れて帰りました。
滞在中何度も会津方面に出かけました。裏磐梯が紅葉するころまで・・・。もう20年近く前の話です。義父もなくなり、ご縁が切れて福島に行くこともなくなりました。思い出すのは岳温泉――よく通いました。
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ありがとうございました。 (〈ゴマメのばーば〉)
2021-09-02 20:32:50
こんばんは。
涼し過ぎて10月中旬の気温に体感が戸惑っています。
そう言えば、以前、娘さんのお連れ合い様が若松で亡くなったと伺っていました。
福島には悲しい思い出がおありですね。
私たち夫婦は、クルマの免許は返納してしまいましたので、しょっちゅう通っていた裏磐梯や岳温泉方面へは、全くのご無沙汰となっています。
コメントありがとうございました。
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