ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

見つめていたのは、心模様だったのかも。

2015-12-10 06:12:21 | 日記
快晴。
季節らしい冷たさの風が、少し吹いていました。
飛行機雲が青空をカットして行きますが、雲となって広がりはしません。
昨日は、本当に いい天気でした。
洗濯やら、その他の家事を忙しく済ませ、連れ合いの入院している病院へ行きました。

《亭主達者で留守がいい》
言い得ています。
達者で、自分の好きなことで出かけたり、友人と旅行に出かけるのであれば、
少々のカンパぐらいして上げてもいいと思っています。
その間、家事を さぼり、食べたいときだけ食べ、
羽を伸ばし、時間は、自分のためにだけ使って。
達者なら。

“まったく、何言ってんだか”
“自分がやって見れば”
と、心の中で小バカにして、溜飲を下げたり。
達者なら。

具合が悪い人とは、真っ向から対峙さえできません。
絶えず、こちらが〈控えめ〉を演じさせられます。

昨日も病棟の窓から空や山並みや、ビルやアンテナなどを眺めました。
7階の眼下、600メートル辺りの空き地は、
70年前に空爆で1トン爆弾を落とされた工場跡地です。
あの日、たくさんの人が死にました。

我が家の方角へは、目を凝らして眺めます。
“えーと、あのビルは なんだっけ”などと。
見えない距離なのに。
洗濯物は、取り込んできた方が良かったかも、と少しばかりの後悔と一緒に。

何しろ日暮れが早いのです。
冬至は22日。
昨日の日没時間は16時19分。
冬至10日前くらい、今頃の日没が一番早いのです。

北京市は、大気汚染が深刻化し、濃いスモッグと、悪臭が漂って「赤色警報」が出されたとか。
唐津でも、「PM2.5」が高い濃度を示したので、
県内全域に不要不急の外出などを控えるように注意喚起したとのこと。
こんな、青空を汚してはいけないのに。

あれやこれや考えながら、
あれやこれやを眺めました。

でも、本当に見つめていたのは、心模様だったのかもしれません。
                                   〈ゴマメのばーば〉
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