ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

¥22円

2021-01-25 06:23:45 | 日記
《防衛省が、中国や北朝鮮などが開発する新型ミサイルを人工衛星で監視する最新技術の調査
  研究を委託するため、競争入札にかけたところ、三菱電機が22円で受注したことが防衛省
  への取材で明らかになった。》 (毎日新聞2021/1/24) 
との報道、『驚き桃の木山椒の木』です。
¥22円。
破格なんてものじゃぁございません。
防衛省の担当者は「これまで聞いたことがない低い額」と、驚いているとか。
 《なぜこれほど低額の入札になったのか。
  関係者は「人工衛星による警戒監視や『リム観測』研究開発の将来性を踏まえ、どうしても
  受注したかったのではないか」と指摘。
  一方で「政府の負担が安く済むとはいえ、企業努力ならいいが、そうではないなら世間の理
  解が得られないかもしれない」との懸念を示している。》
と、同新聞は伝えています。
防衛省は2020年度予算で、この新技術の調査研究に約8800万円を計上しています。

私の様に、何の職責・肩書も持たない公務員の端くれを40数年勤めあげた人間、つまり、〈下級月給取り〉には、「競争入札」という言葉は知っていても、企業同士が、どの様な戦いを展開するのかなどは想像もつきません。
将来的な軍事産業(防衛産業と言うべき?)分野へのシェアなどを考慮した戦略的な¥22円なのでしょうが、何ともマジメな数字には見えてこない私です。
物事には「適正」というものも必要だと思いますから。
防衛予算(税金)だからと言って企業努力とも思えない金額の安さには、何かしらアンフェアな臭気すら覚えてしまいます。
競争入札には数社が参加したそうですが、他の企業はどんな受け止め方をしたものでしょう。
法的には問題が無いのでしょうが、こうした事に疎い私・ばーば、としましては、何とも小バカにされた様な気分です。
それにしても、¥22円で、何が買えるかなー?

今日は日曜日でしたので、先週に倣って自宅で、独りの「主日家庭礼拝」を致しました。
慣れてはきていますが、やっぱり淋しい限りです。
早くコロナの嵐が去って、教会での礼拝に参加したいものです。

福島県も複数の医療機関や、介護施設等にクラスターが発生していて、医療崩壊を来たしています。
医療従事者で、コロナ関連の部署で働いている孫も頑張っています。
従事者全体が頑張っています。
どちらかと言うと、子どもの頃から熱い人間で、応援団長などしていた孫でした。
ばぁちゃんの私は、心配顔は、そっと隠して、ガンバレ!と。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする