ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

「医療壊滅に進む恐れ」とか。

2021-01-14 06:18:08 | 日記
《昨年末から続く新型コロナウイルスへの対応で、保健所の業務の逼迫がさらに深刻化している。
東京都内では感染者の急増でコロナ用のベッドなどが足りず、病院探しに一層時間がかかるようになった。
また、入院先や療養先が決まらない「自宅待機者」も増え、そうした人たちの健康状態を確認する仕事も新たに加わった。保健所幹部は「限界が近づきつつある」と話す。》
                     (毎日新聞 2021/1/12 )
東京に限らず、全国の多くの自治体が、医療業務の逼迫にさらされています。
私の住む福島県も同じです。
日本医師会の中川会長は、13日の記者会見で、
「全国的に医療崩壊は既に進行している」とした上で、コロナウイルス感染者増加に歯止めがかからない状態に対し、「このままでは医療崩壊から医療壊滅に進む恐れがある」と警鐘を鳴らしました。
福島県も、13日から不要不急な外出を自粛するように、と知事から要請が出されました。
トリアージ(命の選別)のことなどを考えますと、こころが萎えてしまいそうです。

少し気温が高くなったので散歩へ。
田んぼ脇の電柱と電線にスズメが沢山群れていました。
まるで電線と言う枝の実の様に並んで止まっていて、賑やかなお喋りをしていました。
心が疲れている時、鳥たちの鳴き声やその姿は、とても癒しを与えてくれます。
いつも訪問させて頂いているブロガーさんが、メジロのつがいの写真をアップされていました。
まさに「仲良きことは良いことだ」、そのもの。
気持ちが穏やかになる写真でした。

     『鳥』
                 高田敏子
     双眼鏡でのぞくと
     鳥のことばがよくわかる
     オナガが 庭木の枝に来て
     「あってよ きょうも」と連れを呼ぶ

     庭石の上に出しておくリンゴの
     きのうの残りを
     二羽は向かいあってつつきながら
     「味がすこし落ちたようね」
     「あなた こちら側をどうぞ」と
     入れかわってみたり

     双眼鏡から聞こえるのは
     世話女房に似た 女の声ばかり
     すまして食べているのは
     男鳥なのでしょう。
               (高田敏子詩集Ⅱ 花神社刊 から)

コメント (2)
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