多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

多摩川にも秋の空

2013-09-18 | Weblog
この写真、昨日の夕空です

ここ数日でガラッと涼しくなりましたが、空のようすもご覧のようにガラッと変わりました

完全な秋空モードに、です

ただこれでまた暑くなったらサマになりませんが、これにて一応もう秋になったのだ、としておきます

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満州事変は当然で合理的な軍事行動だった

2013-09-18 | Weblog
昨日は満州事変は当時の日本にとって当然の選択だった、との趣旨のこと、書きました

要点を繰り返すと

当時の満州は中国のなかの先進・安定地域だったが、蒋介石の北伐が満州に入ると中国の内戦に巻き込まれるおそれが出た。北のソ連も脅威だった。だからタイミングを逃さず満州全土を占領した、というわけです

軍事行動としてはきわめて合理的で、最近でも旧ユーゴスラビアやアフリカの旧植民地の紛争に対して英仏などが似たようなことをやっている

ただ問題は満州を占領してから後

朝鮮もそうですが、満州は日本と外交・軍事では同盟するがきわめて高い自治を行う地域にすべきだったのに、日本の植民地か領土みたいにしてしまった

もう一つの失敗は中国本部に手をだしたこと

満州国とイスラエルは人工国家としてよく比較されますが、そのイスラエルは本土が脅かされたら徹底抗戦するが、イスラエルの安全確保のためアラブ全域を占領しようなんてバカなことはやりません

しかし日本はそれに近いことをやってしまった

もし、満州・朝鮮・台湾を絶対国防圏と定め、侵入は断固排除するが、その圏外には絶対に出ない、を順守していたら満州は中共の支配下に入らなかったでしょう

そして今頃は台湾と同レベルの産業先進地域になり、日本を中心にEUの東アジア版みたいな共同体ができていたかもしれません

しかし現実は暴政の貧乏社会主義国の中共の支配下に入り、朝鮮も南北に分断された

最後に、日本の左翼リベラルの好きな「侵略」について

東北軍閥の支配地域を占領した満州事変はそれ自体侵略戦争ではないし、一貫した侵略の意図のもとに事変を企てたものでもありませんでした

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