golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「ピアノ協奏曲第1,2番」グールド、ゴルシュマン、バーンスタイン

2010-11-04 21:19:16 | Weblog
先日受験した某資格試験(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/bfd4632e6d549c1c2a69b5967fc2b24a?guid=ON)、ネットで発表を確認したら合格しておりました。

まあ、受かったからどう、落ちたからどうという事は無いのですが、受験料を無駄にせずに済んで良かったであります。

さあ、次は「漢検」。

ただ、試験日を調べたら次は2月でまだ結構間がある。

この間、別の試験を受けるか、或いは先の試験で別のものも並行で勉強しようか思案中。

日程、難易度など勘案して決めましょう。

これからの人生、ボケ防止にも、時々それほど難しく無い資格試験を趣味の一つとして受け続けて行くのも良いかなと考えております。

グレン・グールド(ピアノ)、ウラディミール・ゴルシュマン(第1番)、レナード・バーンスタイン(第2番)指揮コロンビア交響楽団(DOCUMENTS盤)

未聴盤消化計画。

グールドの激安BOXから。

先日、同曲異演を取り上げました。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/fba48855b8d84b9761cdadc2885ef233?guid=ON)

今日の盤は、後年1958年(第1番)、1957年(第2番)の演奏。

この10枚BOXは、この2曲のピアノ協奏曲以外にも、ゴルトベルク変奏曲も有名な1955年盤とデビュー前の1954年盤の両方が入っており、聴き比べ出来るのが面白いところです。

元々、1954年のゴルトベルク変奏曲が欲しくて購入したBOXでしたが、他のディスクもなかなか楽しめております。

このディスクは、上記の通り未聴盤消化、野球に例えれば優勝が決まった後の「消化試合」の感覚で聴き始めたのですが、それはとんでもない間違い、失礼な話でした。

これは素晴らしく面白い演奏、個性的な名演でありました。

第1番第1楽章のグールド自身によるカデンツァがとてもユニークで面白い。対位法的な処理が古風でもあるし、また現代音楽にも聞えるインパクトあるカデンツァ。

そして、何と言っも両端楽章の疾走感、躍動感が気持ち良い。第3楽章など泉の様に音がほとばしり出て来る。

対照的に、第2楽章は静かな美しさをたたえ、両端楽章をより際立たせる。落ち着き払った演奏。

先に取り上げた1951年録音も改めて聴き直してみました。

勿論同系統の演奏ですが、7年間の成熟でより確信を深めた演奏と感じました。

そして、こちらはステレオで録音状態も良いです。

オケもスッキリとした演奏でなかなかに好演。

第2番は、若きバーンスタインとの競演。

こちらはモノラルで音も少し悪いですが、バーンスタインとグールドの個性ががっぷり四つでぶつかり合って、火花の飛び散る丁丁発止の演奏が繰り広げられます。

やはり、グールドは面白い!

今日は思いがけず素晴らしい演奏を聴きました。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ