golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「カンタータ第104,12,92番」リヒター

2010-09-12 23:00:58 | Weblog
私、「不二家ネクター」が結構好きだったりします。

今日もそうですが、ゴルフスクール中はスポーツドリンクを飲んで、終わったらキンと冷えたネクターを冷房の利いたロビーで1本飲んで帰るのが最近のパターン。

子供の頃から馴染んだ、あのトロ味と甘さが堪らないのです。

検索すると、発売開始は1964年。

オジサン(私)の子供の頃は、人工甘味料と人工着色料のたっぷり入ったオレンジジュースなども跋扈していた時代。

こんな中登場したネクターは、桃をまるごと絞ったような「本物感」が衝撃的でした。

以来、ソフトドリンクではトップクラスの好きな飲料。

最近、ネクターがお酒になったサワーも出ているのですね。

今度飲んでみようかな。

ただ、甘いカクテルとか苦手な私には、むしろジュースの方が良いかな?

甘いお酒では、マッコリ好きだから行けるかな?

まあ、今度試してみましょう。

エディット・マティス(BWV92)(ソプラノ)、アンナ・レイノルズ(BWV12)(アルト)、ペーター・シュライアー(BWV12,92,104)(テノール)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(BWV92,104)、テオ・アダム(BWV12)(バス)、カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団(GRAMMOPHON盤)

マタイ、ヨハネ、ロ短調ミサとカンタータの10枚BOXから。

・第104番「イスラエルの牧者よ、耳を傾けたまえ」
・第12番「泣き、歎き、憂い、怯え」
・第92番「我は神の御胸の思いに」

第12番は、前に聴いたBCJ盤で傑作と認識した作品。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/42620848779073d86312c768cc301f37)

冒頭のシンフォニアから深い情緒が充溢し、それがロ短調ミサにも転用された合唱に引き継がれます。

マタイやこの曲の様なシリアスな作品でのリヒターの真摯で峻厳な演奏は非常に素晴らしく、演奏様式云々を越えて現在でも高い価値を有するものと再認識。

短いレチタティーヴォを挟み、オーボエの歎きを伴うアルトのアリア。この曲もそうですが、バッハのカンタータを聴いていると、オーボエやヴァイオリンが主役で独唱がむしろその引き立て役に回っているように感じるアリアが時々ありますね。

バスの堂々たるアリア、トランペット、オルガンを伴うテノールのアリアに続いて、トランペットの響きも壮麗なコラールで締め括られます。

第104番は、伸びやかな弦楽に先導された冒頭合唱、2本のオーボエ・ダモーレの哀調を帯びたオブリガートを伴うテノールのアリア、柔らかな弦に乗ってバスが歌うホッと安らぐアリアなど、名曲ひしめくバッハ・カンタータの中で決して目立った存在では無いけれど、明るい雰囲気の佳曲。

そして、第92番。
冒頭から壮麗な合唱。長く力強いバスのレチタティーヴォ。急速なオーケストラが危機感を煽りたてるようなテノールのアリア。2本のオーボエ・ダモーレと合唱の掛け合い。弦とオルガン伴奏によるウキウキ踊りだしたくなるようなバスのアリア。オーボエ・ダモーレとソプラノの優しいアリア。壮麗なコラール。と、美味しさ満載の素敵な曲。

今日もまた、素晴らしいカンタータを知りました。

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