golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シャイン「イスラエルの泉」ヘレヴェッヘ

2010-09-08 22:36:06 | Weblog
何とも不思議な事があるものです。

と言っても、大したことじゃありません。全く些細な話なのですが…(笑)。

今日は台風の影響で久しぶりに雨。

朝自宅を出た時は傘を差すほどでは無かったのですが、会社最寄駅に着いたら、大降りでは無いのですが流石に差さないと濡れてしまう雨。

カバンに常備している愛用の小型&激安(250円)の折り畳みを取り出す。

会社に着き、1時間半ほど経ってから外出。

相変わらず、外は雨。

客先に行って、その後昼食に店に入り、コンビニに寄って帰社。

ところが、このどこかで傘が「そっくりさん」にすり替わったらしい。

私の傘は、激安品ということもあり、取っ手に付いていた紐がすぐ切れてしまった。

ところが、帰宅時それがつながっていることで、取り違いに気付く。

昼食で入った店が可能性高い。食事を終え先に店を出たおじさんがいたから。

或いは混雑していたコンビニか。

今まで傘を取り違えられた事は何回もあるが、こんなにそっくり品とすり替わったのは初めて。

私としては、切れていた紐がつながって(手品じゃないです)ラッキーでしたが。

フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮アンサンブル・ヴォカーレ・ヨーロッパ(Harmonia Mundi FRANCE盤)

昨日、横浜のクラシック輸入盤専門店で購入したCDです。

ハインリヒ・シュッツ(1585~1672)、ザムエル・シャイト(1587~1653)と共に「ドイツ・バロックの3S」と称されるヨハン・ヘルマン・シャイン(1586~1630)の作品。

シュッツはLP時代から多少は聴き馴染んでおりましたし、シャイトは1枚だけですがCDを持っておりました。ところが、シャインは未聴。どんな音楽だろう?とずっと思っておりました。

それを漸く耳にすることが出来ました。

「イスラエルの泉」は、旧約聖書に基づいた26曲から成る宗教的マドリガーレ集。5人の歌手と通奏低音という切り詰められた編成。このCDには21曲が収録されています。

ちょっと聴き、シュッツと似た音楽。

ただ、禁欲的で厳しいシュッツと比べると少し柔らかさもありましょうか。

結核などの病気に苦しめられ、長寿のシュッツの半分ほどの生しか得られなかったシャイン。出産時に妻を亡くし、5人の子供の内4人を幼くして亡くし、幸福では無かった人生を送ったシャインですが、その音楽は今日の私達にも幸せ、喜びを届てくれます。何とも皮肉な事です。

録音の少ない作曲家ですが、これからもショップで気を付けて見て行きたいと思います。

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