golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ヴィヴァルディ「モテット《いと正当なる怒りの激しさに》他」ケルメス、マルコン

2010-07-19 22:01:30 | Weblog
先日から延び延びになっていたクーラーの掃除を実施。

フィルターの洗浄を行ない(本来はフィルターに掃除機を掛けてから水洗いすべきかもしれませんが、面倒なので埃の付いたまま即水洗い)、エアコン洗浄スプレーをビシューと!

エアコンスプレーを使うのは初めてで、これでどの程度洗浄効果があるのかは良く分かりませんが、ノズルから勢い良く洗浄液が噴射する様子はなかなかに頼り甲斐があります。

説明書きを良く読まずに使用したので、本来はスプレー1本でエアコン1台分というところを3台やってしまったので洗浄は十分でなかったかな?

しかし、ポリフェノール配合という芳香の所為もあるのか、室内の空気が爽やかになった気が致します。

勢い良く出るスプレーで汚れが落ちる(らしい)のが面白く、またやりたくなりました。

って、子供の水鉄砲と同じ感覚か(笑)。

ジモーネ・ケルメス(ソプラノ)、アンドレーア・マルコン指揮ヴェニス・バロック・オーケストラ(ARCHIV盤)

これも図書館からの借用CD。ヴィヴァルディのモテット4曲を収録。

・「いと正当なる怒りの激しさに」RV626
・「地上に真の平安はなく」RV630
・「猛り渦巻く海で」RV627
・「嵐のまっただ中に私はいる」RV632

図書館からしょっちゅう借りて来るので、未聴盤がなかなか捌けません。

掛けた瞬間、このCDの虜になりました。

これは凄い!

「いと正当なる怒りの激しさに」の第1曲アリアのオーケストラ前奏の凄まじいパトス、真剣勝負の迫力と切れ味。これぞ古楽器演奏の醍醐味。

演奏は誰だっけ?急いでブックレットを見る。

指揮は、アンドレーア・マルコンか。名前は見たことがあるが、聴くのはたぶん初めて。

急いでググると、プティポンのアリア集の伴奏やカルミニョーラを独奏者に据えた「四季」のCDなどもあるではないか。

切れ味と迫力だけではなく、緩やかな箇所での空気感も素晴らしい。

個人的に大注目の指揮者がまた一人。

ケルメスの柔らかいソプラノがまた素敵。

長い間、「ちょっと詰まらない」と思っていたヴィヴァルディですが、ベルリン古楽アカデミーの「四季」やこのディスクを聴いていたら、とても楽しい音楽に思えて来ました。

この4曲は「モテット」の銘は冠していますが、緩急の付いたソプラノ独奏による合奏協奏曲の感覚。気楽に感覚的に愉しめる楽曲。

極私的再評価の作曲家ヴィヴァルディをまた色々聴いてみたいと思います。

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