golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「カンタータ第199番《わが心は血の海に漂う》」鈴木雅明

2010-04-12 22:29:24 | Weblog
「雨降って鼻固まる」って言うじゃないですか。(言わない言わない)

今日は雨で気温も低く、峠も越えたと思い油断していたら、花粉症がまた酷い1日でありました。

「くしゃみ3回ルル3錠」という名コピーがありましたが、これに従えばルル100錠くらい飲まなきゃならない位の状況。(一度にそんなに飲んだら死んじゃうでは)

仕方ないので、花粉症の薬を飲んだら、今度は眠くて仕方がない。

ただでさえ眠い月曜日、定時退社日にも関わらず、長く感じた1日でありました。

鈴木美登里(ソプラノ)、鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン(BIS盤)

少しずつ聴いているBCJのバッハのカンタータ。

このCDを聴き始めた途端、鈴木美登里さんの声に魅せられてしまいました。

ボーイソプラノを思わせる様な中性的な澄み切った声。

BCJの透明度高いオケと非常にマッチしています。

これほど澄み切ったバッハもなかなか無いのではないかと思います。

しかし、それが冷たい透徹さにならず、あくまでも優しい美しさを湛えている。

痺れました!

日本人演奏家によるバッハの名演ということに留まらず、日本人演奏家の美意識こそが成し得たバッハの新鮮な名演奏と思います。

この199番のカンタータ、今まで音源持っていたかな?

少なくとも、初めて意識しましたが、タイトルの恐ろしさとは違って、全曲優しい美しさに充ちた素敵なソプラノカンタータです。

この名演のお陰で、大好きなカンタータが一曲増えました。

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