golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ダンディ「交響詩《海辺の詩》、《地中海の二部作》」プレートル

2010-04-04 21:42:40 | Weblog
今日は、元上司と奥様、先輩と私の4人でゴルフへ行って参りました。

今までも何回かこのメンバーで回っており、スコアは悪かったものの楽しくゴルフ出来たのは良かったのですが、驚いたのはイノシシ。(写真中央、少し白い木2本の間の黒っぽい物体)

グリーン隣のバンカーの近くで、一心不乱に穴を掘っているのを、前に回っているグループの方が教えてくれました。

元上司も先輩もかなりの回数コースに出ていらっしゃいますが、さすがにイノシシに出会ったのは初めてとの事。

私は勿論、そもそも野生のイノシシを見たこと自体初。

餌のミミズか何かを探して地面を掘っていたようです。

ある程度掘り終わると場所を変えまた掘り出す。

突然隣のホールへ走ってみたり。

幸いこちらに向かって来ることはありませんでしたが、ジロリと見られた時など怖かったですね。

ジョルジュ・プレートル指揮モンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団(EMI盤)

これも図書館からの借用品。

「フランス山人の歌による交響曲」などで知られるヴァンサン・ダンディ(1851~1931)に海をテーマとした曲があるとは知りませんでした。

というか、「フランス山人の歌による交響曲」しか聴いたことありませんでした。

「海辺の詩」は、
1.“静けさと光”‐アゲ(地中海)
2.“藍色の歓び”‐ミラマール・デ・マジョルカ(地中海)
3.“緑の水平線”‐ファルコナーラ(アドリア海)
4.“大洋の神秘”‐ラ・グランド・コート(ガスコーニュ湾)

「地中海の二部作」は、
1.朝の太陽
2.夕べの太陽

と、それぞれ標題の付いた楽章から構成されています。

こうして聴いてみると、「フランス山人の歌による交響曲」を含め、ダンディという人は「音の風景画家」と感じます。

2曲とも明るく暖かい光を感じる作品。

同じく海を描いた音楽でも、ドビュッシーの傑作「海」とはタッチがかなり異なりますね。

ドビュッシーがモネとすれば、ダンディは色彩やタッチのくっきりしたセザンヌでしょうか。

それにしても、「海辺の詩」が70歳、「地中海の二部作」が75歳の作品というのも驚きです。年齢を感じさせない若々しい音楽です。

ダンディは最初の奥さんを亡くした後、65歳で若い女性と知り合い再婚したそうです。何とも羨ましい話ですな。

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