golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

メシアン「献堂式のための唱句、聖餐式、栄光の御体」トロッター

2010-04-06 23:18:44 | Weblog
雨とかの影響もあるのかもしれませんが、ようやく花粉症が治まって来た感じです。

だいぶ以前調べて貰ったのと変わっていなければ、私の場合はアレルゲンは「スギ」のみ。

開花時期が早い方なので、早く終わってくれるのが幸いです。

先週は酷い状態でしたが、少なくとも峠を越した様子で一安心。

何年か前までは、くしゃみ鼻水が1~2ヶ月続いていた記憶がありますが、花粉の状況が変化したのか、体質が変わったのか、苦しいのは1~2週間に短縮されたのは救いであります。

トーマス・トロッター(オルガン)(LONDON盤)

近現代のフランス・オルガン音楽は関心のある分野で、前々から色々聴いてみたいと思っているのですがなかなか実現出来ていません。

その中でも中核に位置する1人であろうメシアンのオルガン曲については、大変残念なことにCDを所有しておりません。是非欲しいとは思っているのですが。

このディスクは図書館からの借用品。以前も2、3回借りたことがありますが、また聴きたくなりました。

3曲が収められています。いずれもメシアンの深いカトリック信仰に基づく作品。

「献堂式のための唱句」(1960年)は、「鳥の鳴き声」の研究成果が取り入れられた曲。ウタツグミの歌が取り込まれています。

「聖餐式」(1928年)は、メシアン自身が「柔らかで、優しい、春のような曲」と評したそうで、確かに柔らかな肌合いの音楽。しかし、メシアンに馴染み無いと「何だか暗い曲だなあ」と思われるでしょうね。

「栄光の御体」(1939年)は、次の7曲から成る40数分の大作。3曲の中で一番現代音楽らしい斬新さも聴けるし、「楽器の王」オルガンの「威力」も味わえる作品。宗教的神聖な感覚から宇宙的神秘的雰囲気をも内包した壮大な音楽。CDの帯にも「メシアンのオルガン曲の最高傑作」とあります。

1.栄光の御体の透明さ
2.恵みの水
3.香煙の天使
4.死と生の戦い
5.栄光の御体の力と敏捷さ
6.栄光の御体の喜びと明るさ
7.聖なる三位一体の神秘

3つの曲とも、キリスト教を題材にした「抹香臭い」現代音楽で、特に「栄光の御体」など一般的には取っ付きにくい音楽かと思います。

しかし、メシアンにハマってしまった私的には、これはまたとても魅力的な楽曲であります。

今月は財政赤字なのでダメですが、来月にでも是非メシアンのオルガン曲のCDを欲しいです。1組、前から狙っているBOXがあります(笑)。

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